2019-0120-man3068
万葉短歌3068 みづ茎の2880
みづ茎の 岡の葛葉を 吹きかへし
面知る子らが 見えぬころかも ○
2880 万葉短歌3068 ShuF658 2019-0120-man3068
□みづくきの をかのくずはを ふきかへし
おもしるこらが みえぬころかも
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第105首。男。
【訓注】みづ茎(みづくき=水茎)。岡の葛葉(をかのくずは=岡之田葛葉)。子ら(こら=児等)[<「ら」は親愛の意を添える接尾語>]。