万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4351 旅衣4027

2022年05月07日 | 万葉短歌

2022-0507-man4351
万葉短歌4351 旅衣4027

旅衣 八重着重ねて 寐寝れども
なほ肌寒し 妹にしあらねば  玉作部国忍

4027     万葉短歌4351 ShuJ471 2022-0507-man4351

□たびころも やへきかさねて いのれども
 なほはださむし いもにしあらねば
○玉作部国忍(たまつくりべの くにおし)=左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第59首。左注に、「右一首望陁郡(まぐたのこほりの)〔(千葉県君津市と木更津市の一部)〕上丁(じゃうちゃう)玉作部国忍」。4359歌第二左注<十三首>の第5首。
【訓注】旅衣(たびころも=多妣己呂母)[「集中ここだけ」]。寐寝れども(いのれども=伊努礼等母)[「<寐寝(いぬ)れども>の訛り」]。