UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

望みは大福。他は望みませぬ。②

2014-06-01 19:03:36 | 日記
[プロローグ】
 お腹を空かせた大浦君御一行が訪れたのは一軒の焼肉店。
肉、肉、肉と涌き上がる期待は抑えられそうにない。この時ばかりは額に「肉」と書かれても一旦は許す。後で「お肉」と丁寧語を加えてやり返す。正にそんな心境の中、お肉が眼前に舞い降りた。「さあ!宴の始まりじゃあ!!」

とまあ、前回はそんな感じでありました。


そして、届いたお肉が焼けなかったのであります。食べ放題が開始して10分以上経過しておりました。どうやら鉄板が壊れていたようです。
ここまでなら良くあるお話。席を変えれば事足りる事です。実際席を変えて再スタートを切った訳です。

しかし、ここ最近、落ち武者的についていない私、これで終わる訳がありません。


先述した通り、席を変えて振り出しに戻りました。食べ放題ということですが、この時点では店側も非を認めたようで、
「食べ放題の時間も〇に戻らせて頂きます」との事でした。

さて、ようやくお肉が食べれる、お肉♪好き好き♪お肉♪食べ食べ♪ONIKUUUUUU!!!!!!とテンションは再びMAX値へ。

けど...
あれ?...
また焼けませぬが...


Q.火を着けたばかりだから?
 An. いいえ。もう火力も最大にしてだいぶ経ちます。

Q.今流行の「低温調理法」的な? 環境にも優しいように「無音」で? 最新の「サイレント焼き肉」?
 An. いいえ。そんな最先端の調理法は導入しておりません。騒音対策も致しておりませぬ。

んじゃなんでや!!
憤りを感じた私は店員様を召還しました。

  私 「席変えてもらっていうのもなんですが、この席も全然焼けないんですが(半怒)

  店員様 「・・・・・・・・・・お客様・・・・・
      お肉を焼かれますと、かなり水分が出ます。それで鉄板の温度が上手く上がらないのではと。
      おそらくティッシュで拭いながら焼いて頂ければ問題ないかと。」

ふーん、そういうもんかねぇと内心思っている大浦ご一行。しかし、あんまり言うのもなんだからと、

  私 「分かりました。やってみます。」

 という訳で、悲劇第二編がスタートした訳です。
 店員様の言う通り、水分が徐々ににじみ出てきましたので、それをひたすらティッシュで拭う私。確かにホンの微かに「ジュぅ」と音も滲み出てきました。ひたすらティッシュ、ティッシュ、ティッシュで拭う。積もるティッシュの山。...オカシイです。
これって本来焼き肉後半で鉄板が焦げ付いてきたらやる事。案の定、周囲のテーブルでそんな素振りをしているお客はいませぬ。
こりゃ、あかんわって事で再度店員様を召還したのです。
ちなみに来たのは、先ほどと違って学生らしき若い女の子でした。

  私 「あの~、すみません。さっきから肉が一向に焼けないんですね。さっき別の店員さんには『ティッシュで拭いながら焼いてください』と言われたのでその通りにやってるんですが、なかなかね...」

  若い店員様 「あ~、そ、そうですか、あ、あの」

ちなみに食べ放題が経過して40分。未だにタン塩程度しか食べられていない私はかなり苛立っておりました。

   私 「これ見てくださいよ。これ!!(焦げたティッシュの山を指し示す私。)
      これじゃあ、お肉焼いているんだか、ティッシュ焼いているんだか分かりませんよ

 おそらく人生でそんな言葉は経験した事がなかったのでしょう。私も口にしておいてなんですが、言っている意味が可笑しくて笑ってしまいました。後輩どもも笑っております。若い店員様はどう対応したらいいのか、記憶を総動員しても分からなかったのか、無言で立ち去りました。

まあ、こうなっては仕方ありません。サイドメニューに切り替える方法でいくか、と焼き肉戦術を変えた私たち。
しかし、おそらく、この時に認識されたのでしょう。店側にとって「ブラック」と。

(弁解しておきますが、こちらに非は一切なかったと思います。
「お肉が焼きたいのぉぉ」と、当然の権利を主張したまでなのに。何故こんな羽目になるのか?)

一旦デザートを頼もうということになった大浦ご一行。
中でも、美味しそうな「大福スウィーツ」というものが目に止まります。
「それを全種類頼もうや」ということで頼むことにしました。プレーン、抹茶、マンゴー、アップルパイ、チョコと、より取りみどりであります。

    数分後...
 
   店員様 「はい。サンデーお持ちしました。プレーンと、抹茶と、マンゴー、アップルパイ、あとチョコですね。」

 一旦、フリーズする私たち。

    私 「んっ? 誰か頼んだ? 頼んでないよね? あれ? 頼んだのは「大福」だし。
       ひょっとして他のテーブルのじゃないですか?」

 確認する店員様。

  店員様。 「いえ。やはりこちらです。」
 
 ん? と 思いながらもまあアイスも食べたかったし、店員様も聞き間違う事もあろうかと思い、今回はアイスを謹んで受けることにしました。
アイスとしては数は多いですが、まあ一人五個です。食べられないことはありませぬ。再び気を取り直して、「大福」を頼む事にしました。今度はメニュー表を指差しながらです。これならば間違いが生じる道理がありません。
 
   数分後...

  店員様 「はい。サンデーお持ちしました。プレーンと、抹茶と、マンゴー、アップルパイ、あとチョコですね。」

 ん? デジャブ?
 
 いやいや。さすがに待てよ。確かに「大福」を頼みましたとも!
 しかし、何故か向こう側は「私は何も間違えておりませぬ」というしたり顔です。ぬぅぅ、つ、強い。

 しかしまだこちらもアイスはかろうじて食える。もう一度トライだ!!と、再度「大福」を頼みました。

 数分後出てきたのは、はい、アイスです。期待は裏切りませんね!関西のお方!


 紳士淑女の皆様はアイスを食べ過ぎるとどういう現象が起きるか、おそらく経験ないと思いますので、説明をば。
 
 このとき、私は焼き肉を食べに来たはずなのに、口から白い息を吐いておりました。もう暑い日が到来していたにも関わらずです。
 膝が勝手に震えます。器官も冷えきり、喉から冷気が勝手に漏れ出てくれるのが実感できるのです。

 さらに追い打ちは、このとき私、半袖でありました。

 焼き肉で芯からポカポカになると見込んでの服装です。

 歯をガチガチ慣らしながら、後輩とバイクで帰った次第です。これがあの一夜の真実です。

   





望みは大福。他は望みませぬ。①

2014-06-01 17:15:30 | 日記
脳が活動を停止しました。

あっ、ご安心を。脳死の類いではありませぬ。臓器はまだ私に使わせてください。

よくある(?)あの状態、頭が真っ白になる 、という状態であります。



先日、会社の朝礼で時間を頂き、私の私生活、焼肉店での一場面を「話そう」とした私。

しかし口べたな私が皆様に披露したのは、緊張で裏返る声、震える脚と、正に痴態そのものです。
あの時、両隣にいた方々はさぞ私の姿をみっともなくお思いになった事でしょう。お恥ずかしや!!

パソコンがフリーズしたら焦ってイライラします。ましてや頭がフリーズしたら尚更焦ります。
フリーズしていいのは、青い服を来たお兄様方に「Freeze!」と叫ばれた時と、
レトルト食品と、
パチスロだけです。

前振りが以上に長くなりましたが、要は、
あの焼き肉の話には続きがあったのです。むしろあれは序章でありました。

この度、残りの恥部を余す所なく披露させて頂きます。



  →②へ続きます。