美味い物を食べまくってた時期があった
洋食なら、フォアグラやキャビア
中華なら、フカヒレやツバメの巣
和食は、「揚げたての天ぷら」とか「京都の有名な店のコース料理」
確かに「珍しかった」
でも「美味かったか?」と聞かれると・・・
刺身も、鯛・ヒラメ・ブリ・マグロのトロ・・・色々食べた
もちろん、それなりに美味かった
皮肉なもんで、「これは不味い」というのは解る様になったけど
「どれが美味い」というのは解らなくなった
前に修行してた店では「刺身用の醤油」を作ってた
普通の醤油にタマリと味醂を加えて、そこに昆布とカツオブシを入れて
1か月ほど寝かせてから使ってた
その時は(スゴイな、手をかけてるなぁ)と思ったけど
今考えると「刺身が醤油の味に負けてた」気がする
ブリやトロみたいな「脂が強い魚」だといいけど
鯛や平目みたいな「白身の魚」には合わなかった
特に「タマリ」を加えると塩辛くなる
この前、島根県で食べた「刺身醤油」は甘かった
あれも刺身の味を殺してた
という事は「普通の醤油」が一番美味い、という事になる
前は、どこに行っても「和食の店=刺身と茶わん蒸しと天ぷら」
というのが不満だった
最近は(それが一番間違いない)と思う
前に「包丁人味平」というマンガの中に
「昔はグルメな貴族だったけど、今は落ちぶれた老人」が出てきた
妙に印象に残ってる
今にして思えば、あの人は決して不幸ではないのかもしれないなぁ・・・
常に美味い物を食べてると、それが幸せと思えなくなるから
洋食なら、フォアグラやキャビア
中華なら、フカヒレやツバメの巣
和食は、「揚げたての天ぷら」とか「京都の有名な店のコース料理」
確かに「珍しかった」
でも「美味かったか?」と聞かれると・・・
刺身も、鯛・ヒラメ・ブリ・マグロのトロ・・・色々食べた
もちろん、それなりに美味かった
皮肉なもんで、「これは不味い」というのは解る様になったけど
「どれが美味い」というのは解らなくなった
前に修行してた店では「刺身用の醤油」を作ってた
普通の醤油にタマリと味醂を加えて、そこに昆布とカツオブシを入れて
1か月ほど寝かせてから使ってた
その時は(スゴイな、手をかけてるなぁ)と思ったけど
今考えると「刺身が醤油の味に負けてた」気がする
ブリやトロみたいな「脂が強い魚」だといいけど
鯛や平目みたいな「白身の魚」には合わなかった
特に「タマリ」を加えると塩辛くなる
この前、島根県で食べた「刺身醤油」は甘かった
あれも刺身の味を殺してた
という事は「普通の醤油」が一番美味い、という事になる
前は、どこに行っても「和食の店=刺身と茶わん蒸しと天ぷら」
というのが不満だった
最近は(それが一番間違いない)と思う
前に「包丁人味平」というマンガの中に
「昔はグルメな貴族だったけど、今は落ちぶれた老人」が出てきた
妙に印象に残ってる
今にして思えば、あの人は決して不幸ではないのかもしれないなぁ・・・
常に美味い物を食べてると、それが幸せと思えなくなるから