アタシだって言いたかないよ、言いたかないけど言わせてもらうよ

その時に思った事、面白かった事を書きます

らしさ

2017年02月02日 09時45分14秒 | Weblog
本を読んでると、いかにも「この作者らしいな」というのがある



最近は「道尾秀介」にハマッてて「鏡の花」という本を読んだ



短編集だったんだけど、微妙につながってる




一番初めの話は


主人公の小学生(A)が、自分が生まれた家を見に行く


その時に「1歳半で死んだ姉の幽霊(B)」がついてくる


そこで会ったお爺さん(C)は、お婆さん(D)が死んでた




次の話では


Dのお婆さんが主役で、お爺さんAは死んでいた




次の話では


CもDも生きてて、その息子(E)が死んでて



次は、Bが生きててAが死んで・・・





と「もしもの世界」が来る広げられる



面白いもんで、慣れてくると


(今回は、この人が居ないんだ)みたいな感じで読める






なかなか面白かった


ただ、この人の書く本は「スルメ」みたいで


噛むとうま味が出るんだけど、たまに噛み続けるのがキツくなる時がある(笑