「おぬしには、拙者の魂の叫び聞こえぬのかっ!!」
七、十一屋における勘定払いの一幕に候。
お互いが口を覆い、透明な垂れ幕を隔てての会話
百歩譲って、それがしの低めの声質と活舌の悪さが原因としよう。
いや、しかしそれにしても、申しておる事が通じない!
「は?」(商人)
初対面で、は?とか言う輩は、その場で切り捨ててやりたいが、そうもいかず
再度「袋お願いします」
これが異国人だと更に困る。
彼らは、イエスかノ-か以外の「願います」「ください」では通じない。
「袋いりますか?」「いる!」
こんなの日出づる国ではない。よそでやってくれ。
などと悶々とした気持ちを、一の姫に話したところ、
「私は、レジに行く前に深呼吸して、普段絶対出さない大きな声で袋ください!って言うよ」
一の姫は、幼少のころから恥ずかしがり屋さん、その彼女も努力してるのか。
横にいた、普段から拙者の活舌を馬鹿にしている奥方は「だってぇ」
あなた、娘の方が大人じゃない?と言わんばかりにこちらを見て候。
しかし、今回は姫の言葉が拙者の魂に響いた!
「そうか、なるほど」
次回は、オペラ歌手のように
「頼もうっ!!!!」
袋の要不要を申して進ぜよう!
七、十一屋における勘定払いの一幕に候。
お互いが口を覆い、透明な垂れ幕を隔てての会話
百歩譲って、それがしの低めの声質と活舌の悪さが原因としよう。
いや、しかしそれにしても、申しておる事が通じない!
「は?」(商人)
初対面で、は?とか言う輩は、その場で切り捨ててやりたいが、そうもいかず
再度「袋お願いします」
これが異国人だと更に困る。
彼らは、イエスかノ-か以外の「願います」「ください」では通じない。
「袋いりますか?」「いる!」
こんなの日出づる国ではない。よそでやってくれ。
などと悶々とした気持ちを、一の姫に話したところ、
「私は、レジに行く前に深呼吸して、普段絶対出さない大きな声で袋ください!って言うよ」
一の姫は、幼少のころから恥ずかしがり屋さん、その彼女も努力してるのか。
横にいた、普段から拙者の活舌を馬鹿にしている奥方は「だってぇ」
あなた、娘の方が大人じゃない?と言わんばかりにこちらを見て候。
しかし、今回は姫の言葉が拙者の魂に響いた!
「そうか、なるほど」
次回は、オペラ歌手のように
「頼もうっ!!!!」
袋の要不要を申して進ぜよう!