世の中には、「指導力」という言葉がある。これは文字通り指導する力量のことである。それに加えて、私は「指導され力」というものを感じている。チームの人数が増えてくると、指導者は指導法をいろいろと工夫しなければならない。指導者の指導力を100とすると、それをどのように振り分けていくかということがポイントとなる。そのような中、限られた指導力を平等に分けるのが基本ではあるが、そうではない場合もある。
では、「指導され力」が高い選手とは、どのようなものなのだろうか?
1 素直な選手
2 指導されたことをやろうとする選手
3 伸びしろが目に見える選手
4 勝つ可能性が高いと感じさせる選手
5 挨拶など礼儀正しい行動ができる選手
このようなことが考えられる。逆に言えば、指導者も人間である。これらができていない選手に対しては、少し指導のテンションが下がってしまう。お互いが気持ち良く練習に取り組めたとき、それがぐんと成長できるときだと思う。
また、他の人のことも考えられる選手も応援したくなる。今日の練習で、入ったばかりでサーブもあまりできない子たちに笑顔で打ち合いをしている選手たち。全国大会に出ている選手たちも同様だった。これが、うちのチームの良さだとあらためて感じた。
おまけ。体育館の外の風景がきれいでした。