大空へとびたて

河北杯のシングルスが今度の日曜日にある。それに向かい今日も練習だった。感じたこと。飛行機の離陸に喩えて考えてみる。今まで優勝争いをしたことがある子たちは順調に離陸準備に入りすでに滑走路を走り始めた状態になっている。明日が試合でも大丈夫な状態だ。それに比べるとその次のベスト４をねらうグループの子たちはもの足りない。ミスは多いしフットワークも遅い。今の段階になって、「エンジンが調子悪いです」「機器に誤差があります」などと言われても困ってしまう。今がとびたつときなのだから。整備を淡々と計画的にすすめてきていざというときにこれではまいる。あと二回の練習で何とかなるか？心配だ。それに加えて最もがっかりするのが「故障」だ。「タイヤがバンクしています」「羽に傷が・・。」などと言われたら離陸させるわけにはいかないし、大空までたどりつけないだろう。「故障」は言い訳にはなるが「いい結果」を生むことはない。細心の注意で「病気」や「怪我」をしないようにしよう。

原点に戻れ

試合が近くなりどうしてもゲーム練習が多くなる。するとどうなるか？まずフォームが崩れてくる。今日はうちのチームで一番フォームがいいはずの花火ちゃんがあまりにもひどいフォームで打っているのを見てびっくりしてしまった。その後、打たせるのをやめさせすぶりをしばらくさせたらなんとなく戻った気がするが目が離せない。また、基礎うちのときにあまりにもだらだらと足を動かさない子が数名いたのでその子たちにはフットワーク特訓コースに行ってもらった。見ていると結構速く動ける。だったら最初からやれといいたい。練習の最後に基本的なことを確認する。中には「コーチが何か言ってるなあ」というような顔をしている子が多かったが理解できた子は実際のゲームで効果的な戦い方ができると思う。試合で勝つためには基本の繰り返しが大切なのだ。行き詰まったら原点に帰ることを忘れないで欲しいものだ。

河北杯前半戦

昨日河北杯前半戦が終了。まずは6年男子。怪我のため棄権。残念。5年男子。優勝。決勝の１ゲーム目のような感じで最後までやって欲しかった。でもとりあえず3年連続での優勝だから誉めてあげなければいけないのだろう。もう一組はあと少しでベスト４だった。惜しかった。４年以下男子。優勝。相変わらず強いＫくん。つられてパートナーのＯくんもいいプレーが多くなり安心して見ていられました。３位にも入賞。ある程度は勝つとは思っていたが準決勝まで行ったのですごい。片方は1年生だし。でも準決勝に勝つためにはもっと実力をあげなければね。他のベアも自信をもって戦えば勝てた試合もあったと思うよ。さて女子。6年は意外とあっけなく終わってしまった。本格派の子と当たると勝ちきれないのが残念。球の質と読みの差か？5年。成長のあとは見られたが何とかあと１ゲームとってベスト４入りをして欲しかったなあ。でもまだまだ成長できるから頑張ろう！４年以下。この子たちは爆発して活躍できる要素を多分にもっているが、なかなか火がつかない。まるでしめった花火のようだ。いい花火を作りあげ、さあ点火とい
うときに「あれ火がつかない」という感じだ。条件が揃ったらいけると思う。間違いない。頑張れ！来週はシングルスだ。ダブルス以上の成績を目指そう。躍進あるのみ。

授業参観

小学校に授業参観に行く。うちの子は意外と真面目に勉強していて少し安心した。高学年はさすがに静かに学習している。廊下から各教室をのぞいてまわる。うちのチームの子たち、朗読をしたり福祉の勉強をしたりと頑張っていた。いつもは見ることができない姿だ。目が合うと手を振っている。嬉しいが勉強中だ。さて下学年に行く。歌を歌っていて賑やかだ。教室に入るとなんとうさぎ発見！さらにそのうさぎは白ご飯を食べ、牛乳を飲んでいる。いいのか・・。また教室を見回すとなんとなくあの人気ドラマ「ご○せん」の雰囲気が漂う。よく見ると髪の色が茶色の子が多いこと。びっくり！すると突然「○○コーチだ！」と大きな声が。にこにこしている。その後ろで先生は厳しい表情。・・・。なかなか楽しい授業参観だった。

理想と現実

今までいろいろな全国レベルの大会に行ったり練習会に参加したりしてきた。その結果、私の中に「こうしたい！」というイメージができつつある。(でもそれが完全に正しいとは思わないし機会があるごとにバージョンアップしていきたいとも思っている)。そのイメージに少しでも近づけたい一心で普段練習を組み立てている。だが「理想」と「現実」のギャップが大きすぎてがっかりすることがある。「フォーム」「フットワーク」「試合の組み立て」など理想通りにはまだできない。でもそこで考えて欲しいのは指導者の理想に近づこうと努力しているのかということ。指導者の期待を受けて、それに応えられる子は伸びる。一緒に成長し一緒に戦おう！