公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

内田慶選手殉職

2008-09-14 18:32:12 | 競輪

本日から始まった第51回オールスター競輪で訃報。

第7レースに出走した内田慶選手(栃木・27)が最終2センター付近で落車。外傷性くも膜下出血で亡くなった。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20080911126.html

http://www.nikkansports.com/race/kka/news/f-rc-tp1-20080911-407456.html

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/09/12/16.html

内田といえば、当時の日本代表監督だったゲーリー・ウエストに見初められ、2004年の世界選手権から国際大会にも随時出場。2006年のアジア大会にも出場経験があり、同大会の4km団体追い抜きのメンバーとして、4位入賞を果たした。

また、全日本プロ自転車競技大会の4km個人追い抜きでは6連覇を達成中。

競輪のほうでは、最近ではマーク型の選手として、S1選手として活躍していた。今年のサマーナイトフェスティバルでは決勝4着に入った。

そういえば今年5月、全プロで6連覇を達成しながらもタイムがよくなかったことから、解説の中野浩一さん(奈良競輪場のサイトにおいて、ライブ中継でのみ放送された)から、

「こんな走りでは到底納得できない。」

と批判を受けた(今振り返ってみると、中野さんはボロカスに言っていた。まるでそのさまは「説教」。裏を返せば、このタイムでは到底世界の舞台に立つことさえ無理だという意味もあったのだろう。)が、内田本人もまた、

「自分でも納得できない走りだった。」

と反省していたほど、4km個人追い抜きにかける思いは強く、また、ロンドンオリンピック出場の夢も描いていた。

しかし残念だなぁ。この種目はトラックでは一番弱い種目で、それだけに、内田にかかる期待も大きかっただけに・・・

ミラクルCに以前、渡邉一成とともに出演し、出場がかなわなかったとはいえ、「北京のメダル候補」とまで言われた選手なのに・・・

謹んでご冥福をお祈りいたします。

(略歴)

作新学院を経て、日本競輪学校87期生として入学。デビューは2002年8月3日、宇都宮競輪場(3着)。

通算420戦82勝。優勝17回。アテネパラリンピックで、葭原滋男のパイロットを務め、銀メダルに導いた大木卓也の師匠でもあった。

(追記)

改めてリプレイを見た。

最初、一宮競輪場のオンデマンドを見たが、当該箇所はカットされていた。次にKEIRIN.JPの動画を見た。画像状態は悪いが、残りあと2周付近からレースの模様はアップされていた。

最終2センター付近で、後退中の選手と、捲って出た選手の3番手に追走していた選手にサンドされて転倒したんだな。

サンド状態というのは大変危険。行き場を失われ、かといって逃げ場もない。ただ落ちるしかないといった状態に追い込まれるから。しかも、打ち所も悪かったんだろう。

リプレイを改めて見ながら、残念、そして本人にとってみれば、無念というしかないな。

コメント (4)
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神山雄一郎、700勝達成

2008-09-14 18:03:30 | 競輪

お待たせしました、というべきか。神山雄一郎700勝達成。

http://202.210.152.59/ichinomiya/inbc/meta/BB080914_10.asx

一宮オールスター第10レース準決勝Bに2番車で登場した神山は、9・新田祐大にマーク。最終ホーム、7番手から一気に1・永井清史が前団を叩きに出たところ、新田がこれに反応し、最終4角付近までもがきあい。そんな中、永井とほぼ外併走の状態の神山は、とりたてて永井に牽制行為を加えるということもなく、永井が垂れるのをじっと見ながらの走り。

直線に入り、新田を交わした神山はそのまま1着でゴール。同時に、今大会の決勝進出を決め、自身が持つ、オールスター最多優勝記録(5回)の更新に王手をかけた。

7月20日のサマーナイトフェスティバル特選で1着を取り、699勝としたが、その間、2着と3着がともに4回ずつありながらも、なかなか1着を取ることができなかった。しかし、さすがは神山。G1の舞台で700勝を達成したあたりは、さすがは「王者」の貫禄といえよう。

しかも神山の700勝という記録は、その大半がS級在籍時、かつS1及びSS級在籍時に挙げたもの。700勝達成者は過去に何人もいるが、大半は下位クラスに下がってから達成されたものである。

中野、井上の黄金コンビでさえ、700勝を達成できずに引退した。全盛期には互いに鎬を削った吉岡も然り。そう考えると、いかに神山の700勝という記録の価値が高いかが分かる。


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真打登場?

2008-09-14 06:30:29 | 競馬

第13ステージ、コンタドール快勝。

http://www.cyclingnews.com/road/2008//vuelta08/?id=results/vuelta0813

そして、史上5人目のグランツール完全制覇へ一歩前進か?

総合順位

1 アルベルト・コンタドールAlberto Contador Velasco (Spa) Astana     51.41.17
2 レヴィ・ライプハイマー Levi Leipheimer (USA) Astana   1.07
3 カルロス・サストレ Carlos Sastre Candil (Spa) Team CSC - Saxo Bank  3.01
4 エセキエル・モスケラ Ezequiel Mosquera Miguez (Spa) Xacobeo Galicia   4.19
5 アレハンドロ・バルベルデ Alejandro Valverde Belmonte (Spa) Caisse d'Epargne   4.40
6 ホアキン・ロドリゲス Joaquin Rodriguez (Spa) Caisse d'Epargne 4.51
7 ロベルト・へシンク Robert Gesink (Ned) Rabobank    5.09
8 エゴイ・マルティネス Egoi Martinez De Esteban (Spa) Euskaltel - Euskadi   6.56
9 ダヴィデ・レベッリン Davide Rebellin (Ita) Gerolsteiner    7.39
10 オリビエ・ゾーグ Oliver Zaugg (Swi) Gerolsteiner   8.41


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