TOOL4より
平成23年11月20日
優勝は鐘先行の竹内雄作。選手としてだけでなく人間的にも立派な社会人。深谷知広そして同期猪俣康一と並ぶ話題の新星。更に活躍するために必要不可欠なのは誘導早期追い抜きの重注(10点)の改正。これを走注(2点)扱いにするか、追い抜きラインをあと半周下げるかして貰わないと迫力ある、そしてスピード感溢れる豪快な逃げ選手を殺してしまう結果に。そうなればファンはガッカリで、又競輪離れしてしまうと思われます。深谷知広・脇本雄太・松川高大・藤木裕・松坂洋平・岩本俊介、そしてこれから出て来るハイパワー新人群のためにも早急に改正すべき。
この間の「
邪道競輪決勝」を見たところ、内容十分の逃げ切り勝ちだったと思う。というのは、出切ったら脇目も振らず一直線、って感じが、滝澤先生とダブって見えてくる気がするからね。
ところで、前にも日記で、竹内が誘導を早く追い越しすぎる、という話が出ていたな。
先頭員早期追抜きの禁止
競走選手は、先頭員が○○に到達するまでは、先頭員を追い抜いてはならない。
(説明。○○とは、競走路が1周500メートルの場合は「最終周回前回のバック・ストレッチ・ライン」とし、1周400メートルの場合は「最終周回前回の標識線」とし、1周335メートル及び333.3メートルの場合は「最終周回前々回の標識線」とすること。)
失格基準
(1) 先頭員が△△に到達するまでに、競走選手が先頭員を追い抜き、速やかに先頭員の後方に位置しなかった場合
(2) 先頭員が△△に到達するまでに、競走選手が先頭員を追い抜き、退避させた場合
(△△とは、競走路が1周500メートル及び400メートルの場合は「最終周回前々回のバック・ストレッチ・ライン」とし、1周335メートル及び333.3メートルの場合は「最終周回前々回に入るホーム・ストレッチ・ライン」とする。)
ま、上記の決勝戦を見る限り、竹内の場合は出切ったら一気、というタイプの選手だから、下手をすると確かに、誘導が離れる前に先頭に出てしまう、というケースは今後もあるかもしれないだろうね。
がしかし、早期誘導云々の話だけど、UCIルールも確かこれとほとんど一緒のはず。
ということは思うに、誘導のペースがまだまだ遅いんだろうね。誘導のペースがそれこそUCIルール並みに、誘導退避直前には50km/hまで上げる、ということにすれば、そう簡単に誘導を交わすことはできないからね。
ま、竹内のような選手がいるという点については、競輪にとってみれば喜ばしいことなので、確かに重大走行注意ばかりつくというのは可哀想な気がする。
だからといって、これを走行注意にまで緩和しろ、という話には到底納得できない。ま、こんなことを言うと、バ〇〇先生がいつものごとく、激怒するかもしれないが、ルール緩和をやってうまく行った試しなんて競輪の場合、一つもないからね。
ということで、誘導のペースを改善すれば解消できる?
以上。