公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

ゼレンスキー2025年2/28に訪米

2025-02-26 11:05:48 | ウクライナ紛争



ゼレンスキー大統領28日に訪米 鉱物資源開発めぐり トランプ氏 NHK 2025年2月26日 9時08分

アメリカのトランプ大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領が2月28日にアメリカを訪れると明らかにしました。欧米の複数のメディアは、トランプ大統領が支援の見返りとして求めているウクライナ国内の鉱物資源の権益をめぐってアメリカとウクライナが合意したと伝えていて、両国のぎくしゃくした関係の改善につながるのか注目されます。

アメリカのトランプ大統領は25日、支援の見返りとして求めているウクライナ国内のレアアースなどの鉱物資源の権益をめぐる協議について、記者団から「まとまったのか」と問われたのに対し、「ゼレンスキー大統領が金曜日に来ると聞いている。ゼレンスキー大統領が私と合意の署名をしたいのであれば私はそれでよい」と述べ、ゼレンスキー大統領が2月28日にアメリカを訪れると明らかにしました。

この協議について、イギリスの経済紙フィナンシャルタイムズなど欧米の複数のメディアは、アメリカとウクライナの双方が大筋で合意したと伝えています。

一方で、ウクライナ側が繰り返し求めてきた「安全の保証」について具体的な内容が盛り込まれるかどうかは不透明だと伝えています。

トランプ大統領は、今月ベッセント財務長官をウクライナに派遣したものの、鉱物資源の権益をめぐり合意にいたらなかったため強い不満を示し、ゼレンスキー大統領のことを「独裁者」とまで呼んで非難してきました。

この協議の合意が実現し、今後の停戦交渉にむけてトランプ大統領とゼレンスキー大統領の関係の改善が進むのか注目されます。

国際部記者の解説

合意したとしても、すぐさま停戦につながるかどうかは不透明です。

もちろんトランプ政権としては、政権発足1か月あまりで、膠着状態を動かした成果だとしてアピールしたいのは間違いありません。ただ、これまでのウクライナへの莫大な支援の見返りとして、アメリカ国民にとっての「実利」を得たいトランプ政権が、性急に結果を出そうとウクライナに圧力をかけてきた側面は否定できません。

実際、トランプ大統領は今月ベッセント財務長官をウクライナに派遣したものの、合意にいたらなかったことに明らかに不満を示し、ゼレンスキー大統領のことを「独裁者」とまで呼んで非難してきました。政権幹部らも「トランプタイムで動いている」と述べていて、いますぐに結果を出す必要性があるという認識を示してきました。その結果、ウクライナが繰り返し求めてきた「安全の保証」がどう確保されるのかは見えてきません。

トランプ政権はウクライナのNATO加盟は非現実的だとしているし、アメリカ軍のウクライナへの軍の派遣も否定的な立場です。この点では、ヨーロッパにより役割を果たすよう求めている最中です。

「安全の保証」をめぐり、アメリカメディアは事前に合意に具体的な内容は盛り込まれない見通しだと伝えています。いわば肝心の問題は後回しにしている印象もぬぐえず、停戦に向けた道筋は依然険しいのが現状です。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「クリーブランド・クリフス... | トップ | 衆院予算委:2025年2/28の午... »
最新の画像もっと見る

ウクライナ紛争」カテゴリの最新記事