アメリカ 国連総会でSDGs拒否を表明 目標達成がさらに困難に NHK 2025年3月7日 14時55分
アメリカは、国連が掲げる2030年までの持続可能な開発目標、SDGsについて拒否する意向を示し、目標達成がさらに困難になることが予想されます。
国連のSDGsは2030年までに貧困や飢餓をなくすほか、ジェンダーの平等や、気候変動対策を進めることなどを目標として掲げています。
このSDGsについて国連総会で4日、アメリカの代表は「アメリカの人々の権利や利益に反する」とか「トランプ大統領はSDGsに浸透する『ジェンダー』や気候のイデオロギーに関して、明確な軌道修正を行った」などと述べました。
そして、「アメリカは持続可能な開発目標を拒否し、非難する」と表明しました。
その後、国連総会ではSDGsへの取り組みを再確認する内容を含む国際デーの創設についての決議が賛成多数で採択されましたが、アメリカやイスラエル、アルゼンチンの3か国が反対しました。
アメリカがSDGsへの取り組みを拒否すれば、2030年までの目標達成はさらに困難になることが予想されます。
国連のデュジャリック報道官はNHKの取材に対し「加盟国はみずからの望むように発言や投票ができる」としながらも、SDGsが2015年に加盟国の全会一致で採択されたことを強調し「私たちにとって加盟国と協力し、平和と繁栄、そして尊厳のある世界を実現するための取り組みの指針であり続ける」とコメントしています。
アメリカは、国連が掲げる2030年までの持続可能な開発目標、SDGsについて拒否する意向を示し、目標達成がさらに困難になることが予想されます。
国連のSDGsは2030年までに貧困や飢餓をなくすほか、ジェンダーの平等や、気候変動対策を進めることなどを目標として掲げています。
このSDGsについて国連総会で4日、アメリカの代表は「アメリカの人々の権利や利益に反する」とか「トランプ大統領はSDGsに浸透する『ジェンダー』や気候のイデオロギーに関して、明確な軌道修正を行った」などと述べました。
そして、「アメリカは持続可能な開発目標を拒否し、非難する」と表明しました。
その後、国連総会ではSDGsへの取り組みを再確認する内容を含む国際デーの創設についての決議が賛成多数で採択されましたが、アメリカやイスラエル、アルゼンチンの3か国が反対しました。
アメリカがSDGsへの取り組みを拒否すれば、2030年までの目標達成はさらに困難になることが予想されます。
国連のデュジャリック報道官はNHKの取材に対し「加盟国はみずからの望むように発言や投票ができる」としながらも、SDGsが2015年に加盟国の全会一致で採択されたことを強調し「私たちにとって加盟国と協力し、平和と繁栄、そして尊厳のある世界を実現するための取り組みの指針であり続ける」とコメントしています。