コメの食味ランキング 最高の「特A」銘柄 11年ぶり40を下回る NHK 2025年2月28日 18時01分
去年生産されたコメの味などを審査する「食味ランキング」の結果が公表され、去年夏の猛暑などの影響で最高の「特A」の評価を受けた銘柄の数が11年ぶりに40を下回りました。
コメの食味ランキングは日本穀物検定協会が毎年、実施していて、生産されたコメの味や香りなどを審査して5段階で評価しています。
ことしは全国の143の銘柄が審査の対象となり、39の銘柄が最高の「特A」の評価を受けました。
去年夏の猛暑などの影響で前の年と比べて4つ少なくなっていて、11年ぶりに40を下回りました。
その一方で、各地で暑さへの対策が進んでいるということで「特A」に評価された39の銘柄のうち、高温に強い品種のコメは23に上り、半数以上を占めました。
また、北海道や東北、北陸では作付けを早めるなどの対策が行われ、12の銘柄でランクが上がりました。
記者会見で井出道雄会長は「産地が工夫して、前の年のようなことを繰り返さないと頑張ってきた。各地で高温に強い品種の開発に取りかかっていて、これから数年、新しい品種が次々と出てくると思う」と話していました。
去年生産されたコメの味などを審査する「食味ランキング」の結果が公表され、去年夏の猛暑などの影響で最高の「特A」の評価を受けた銘柄の数が11年ぶりに40を下回りました。
コメの食味ランキングは日本穀物検定協会が毎年、実施していて、生産されたコメの味や香りなどを審査して5段階で評価しています。
ことしは全国の143の銘柄が審査の対象となり、39の銘柄が最高の「特A」の評価を受けました。
去年夏の猛暑などの影響で前の年と比べて4つ少なくなっていて、11年ぶりに40を下回りました。
その一方で、各地で暑さへの対策が進んでいるということで「特A」に評価された39の銘柄のうち、高温に強い品種のコメは23に上り、半数以上を占めました。
また、北海道や東北、北陸では作付けを早めるなどの対策が行われ、12の銘柄でランクが上がりました。
記者会見で井出道雄会長は「産地が工夫して、前の年のようなことを繰り返さないと頑張ってきた。各地で高温に強い品種の開発に取りかかっていて、これから数年、新しい品種が次々と出てくると思う」と話していました。