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2025年3/8夕方 尹錫悦釈放

2025-03-09 07:51:04 | 政治経済問題
韓国 ユン大統領が拘置所から釈放 1月以降 約50日間拘束 NHK 2025年3月8日 21時38分

韓国で去年12月に「非常戒厳」を宣言し、ことし1月に逮捕・起訴されたユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が、裁判所の拘束取り消しの決定を受けて、8日夕方、拘束されていた拘置所から釈放されました。

韓国で去年12月に「非常戒厳」を宣言したユン・ソンニョル大統領は、ことし1月に逮捕・起訴されてソウル近郊の拘置所で拘束されてきました。

ユン大統領側は、身柄の拘束を不服として裁判所に拘束を取り消すように申し立て、ソウル中央地方裁判所は7日、捜査機関による拘束の手続きについて、適法だったかどうか疑問の余地があるなどとして、拘束を取り消す決定を出しました。

検察は、決定を不服として抗告の手続きを取れますが、韓国の最高検察庁は抗告しないことを決め、ユン大統領は8日夕方、拘束されていた拘置所から釈放されました。

ユン大統領は、ことし1月15日に拘束され、およそ50日間、拘束されていました。

ユン大統領「皆さんに深く感謝申し上げる」
釈放されたユン大統領は弁護団を通じて「応援してくださった多くの国民、そして私たちの未来世代の皆さんに深く感謝申し上げる」と表明しました。

また、去年12月の「非常戒厳」をめぐって拘束された関係者について「早急な釈放と健康を祈る」としています。

17:50ごろ 拘置所から出る
8日午後5時50分ごろ、ユン大統領は拘束されていた拘置所から歩いて出てきました。

大統領は、拘置所前に集まった大勢の支持者などに手を振ったり頭を下げたりしながら応えていました。

18:00すぎ 大統領公邸前に到着
釈放されたユン大統領は、8日午後6時すぎにソウルの大統領公邸前に到着すると、乗っていた車から降りて笑顔で集まった支持者に向けて手をあげたり頭をさげたりしたあと、再び車に乗り込み公邸へと入りました。

18:00すぎ 大統領公邸周辺には支持者たちが一斉に集まる
ソウルにある大統領公邸の周辺では8日午後6時すぎに大統領の支持者が一斉に集まり、多数の警察官が配置されて警備が強化されています。

支持者たちは韓国の国旗を手に「大統領、ユン・ソンニョル」などとシュプレヒコールをあげたり、国歌を歌ったりしていました。

ユン大統領が釈放されたことについて支持者たちは「感動して、涙が出そうです」とか「正義が実現された」などと話していました。

拘束取り消しの決定の判断とは
韓国の検察は、ユン・ソンニョル大統領をことし1月26日に起訴しましたが、大統領側は起訴の時点で拘束期限を過ぎていたと主張していました。

大統領側は拘束の取り消しを求めて地方裁判所に申し立てを行い、拘束期間をどう計算するかが、争点になりました。

裁判所が7日示した判断では、拘束期限は1月26日の午前9時7分だったものの、起訴はそれから9時間余りあとの午後6時52分だったとしています。

そして、検察が日付単位で行った拘束期間の計算については、時間単位で計算するのが妥当だとして「被告の拘束期間が満了していた状態で起訴されたと考えられる」と指摘しました。

一方で韓国メディアによりますと、検察はこれまで、起訴の時点で拘束期限を過ぎていたとする大統領側の主張に対して「刑事事件では拘束期間を時間単位ではなく、日付単位で計算してきた」と主張していました。

検事総長 “動揺せず 裁判に万全を”
韓国の検察は、拘束取り消しの決定に対し抗告しなかったことについて、身柄の拘束に関する過去の憲法裁判所の判断などを踏まえて総合的に考慮したとしています。

一方で、捜査機関による拘束の手続きが適法だったかどうか、疑問の余地があるとした地方裁判所の判断に対しては「これまでの判例に反し、独自で異例な決定であり、到底納得できない」と主張しました。

また、検事総長が捜査本部のトップに対し、国家的に重大な事案だとして、動揺することなく、裁判に万全を期すように求めたということです。

弾劾裁判 3月中旬にも判断か
ユン大統領をめぐっては、刑事裁判と弾劾裁判の2つが並行して進められていて、大統領の拘束・釈放はこのうちの刑事裁判に関連した手続きです。

釈放によってユン大統領は今後、在宅で刑事裁判に臨むことになります。

また刑事裁判とは別に、憲法裁判所が行っている弾劾裁判については、11回にわたる弁論が2月末に終了しました。

韓国メディアは、3月中旬にも憲法裁判所が大統領の弾劾が妥当かどうかの判断を示す見通しだと伝えています。

弾劾が妥当と判断されれば、ユン大統領は直ちに罷免される一方、弾劾の求めが退けられれば、職務に復帰することになります。
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