

“米中首脳会談の6月開催について両国政府が協議か”米報道 NHK 2025年3月11日 13時11分
アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席が1日違いで誕生日を迎える6月の首脳会談の開催の可能性について、両国政府が協議を始めたとアメリカの有力紙が報じました。
アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、関係者の話として、米中両政府がことし6月にアメリカで首脳会談を開催する可能性について協議を始めたと報じました。
トランプ大統領の誕生日は6月14日、習近平国家主席は翌15日で、会談が実現すれば「誕生日サミット」だと伝えています。
ただ、協議に向けた調整は始まったばかりだとしています。
また、ホワイトハウスの複数の補佐官の話として、トランプ大統領はアメリカ経済は力強いとして習主席との会談を急いでいないとする一方、別の関係者の話として、中国側は北京での会談の開催に強い関心を示しているとしています。
米中両国をめぐっては、今月に入りトランプ政権が中国からの輸入品に上乗せする関税を20%に引き上げたのに対し、中国政府はアメリカ産の一部の農産物などの関税の引き上げを発表し、双方の応酬が続いています。