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カナダのオンタリオ州がアメリカ向けの電力に追加料金を課すことを一時停止 → カナダに課す関税は予定どおり25%となる見通し

2025-03-12 20:09:52 | 政治経済問題
カナダ・オンタリオ州のフォード首相



トランプ大統領 カナダの鉄鋼など関税50%と表明も見直し言及 NHK 2025年3月12日 7時56分

アメリカのトランプ大統領はカナダから輸入する鉄鋼製品とアルミニウムへの関税を25%ではなく50%に引き上げると表明したことについて、一転して見直す方針を示しました。
カナダのオンタリオ州がアメリカ向けの電力に追加料金を課すことを一時停止すると明らかにしたためで、カナダに課される関税は予定どおり25%となる見通しとなりました。

トランプ大統領は11日、SNSに「私は商務長官にカナダから輸入されるすべての鉄鋼製品とアルミニウムに25%を追加し、50%の関税を課すよう指示した」と投稿しました。

これは、カナダのオンタリオ州のフォード首相が前日10日にカナダに対する関税措置への報復としてアメリカ向けの電力に25%の追加料金を課すと明らかにしたことへの対抗措置だとしていました。

その後、フォード首相は追加料金を課すことを一時停止すると表明し、ラトニック商務長官らと今週、協議を行うと明らかにしました。

これを受けてトランプ大統領は記者団から「カナダへの関税について今とは別の決定をするのか。引き下げるのか」と問われたのに対し、「おそらくそうだ」と答え、見直す考えを示しました。

トランプ政権は、輸入される鉄鋼製品とアルミニウムに25%の関税を課す措置を12日に発動する構えで、ホワイトハウスによりますとカナダにも予定どおり25%の関税が課されるとしていますが、発動を前に二転三転する事態となっています。

カナダ オンタリオ州首相 米に供給の電力 追加料金見送り
アメリカのトランプ大統領がカナダからの鉄鋼製品とアルミニウムにかける関税を25%から50%に引き上げると表明したことをめぐって、カナダ・オンタリオ州のフォード首相は11日、記者団に対し、アメリカのラトニック商務長官と協議を行ったことを明らかにしました。

そして、アメリカによる関税措置への報復としてアメリカ側に供給する電力に25%の追加料金を課すとしていたことについて、「一時的に見送ることで合意した。冷静に対処することで双方が一致した」と述べました。

フォード首相は、12日か13日にワシントンを訪問してラトニック商務長官らと改めて協議を行うとしています。

トランプ大統領 “カナダの鉄鋼 アルミ 関税25%追加 50%に”
トランプ大統領は11日、SNSに「私は商務長官にカナダから輸入されるすべての鉄鋼製品とアルミニウムに25%を追加し、50%の関税を課すよう指示した」と投稿しました。

そして、「これは、12日朝、発効する。脅威にさらされている地域の電力に対する非常事態を宣言する」としています。

カナダのオンタリオ州のフォード首相が前日10日にカナダに対するアメリカの関税措置への報復としてアメリカに供給する電力に25%の追加料金を課すと明らかにしていて、トランプ大統領はこれに対する対抗措置だとしています。

カナダのオンタリオ州はアメリカのミシガン州、ニューヨーク州、ミネソタ州に直接、電力を供給しています。

さらにトランプ大統領はカナダが関税を撤廃しない場合、4月2日にカナダからの自動車への関税を大幅に引き上げるとした上で、「実質的にカナダの自動車製造業を永久に停止させることになるだろう」と投稿しています。

トランプ政権は12日にすべての国に対して鉄鋼製品とアルミニウムへの25%の関税措置を発動する構えですが、カナダに対する関税率を変更するよう直前に指示し、混乱が広がりそうです。
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