公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

シリアで暫定政権は、北東部のクルド人勢力が政権の傘下に入ることで合意

2025-03-12 19:22:44 | 政治経済問題
シリア暫定政権 “北東部のクルド人勢力が傘下に”発表 NHK 2025年3月11日 20時08分

去年12月に独裁的なアサド政権が崩壊したシリアで暫定政権は、北東部のクルド人勢力が政権の傘下に入ることで合意したと発表しました。暫定政権側と旧政権を支持する勢力の衝突が起きる中、国の安定と融和につなげていけるかが焦点となります。

シリアの暫定政権の発表によりますと、シャラア暫定大統領と北東部のクルド人勢力の司令官が10日会談し、クルド人勢力が軍民ともに暫定政権の傘下に入ることで合意したということです。

合意では、クルド人の権利を保障するとともに、クルド人勢力の支配地域にある空港や石油関連施設などを暫定政権側の管理下に置くことや、旧政権の勢力との戦いで協力することなども盛り込まれていて、ことし末までに合意の履行を進めるとしています。

クルド人勢力は、シリアの内戦で北東部を実効支配しましたが、隣国のトルコとは敵対関係にあり、アサド政権の崩壊後もトルコが支援する勢力との間で戦闘が続いてきました。

一方、シリア北西部では、今月6日以降、暫定政権側の部隊と旧政権を支持する勢力の衝突が起き、シリア人権監視団によりますと市民1000人以上が死亡し、その多くがアサド前大統領と同じイスラム教の少数派、アラウィ派の人たちだということです。

暫定政権は軍事作戦の終了を発表しましたが、混乱が続いていて、今後クルド人勢力との統合に向けた動きも含め、国の安定と融和につなげていけるかが焦点となります。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 濱田淑恵:2020年8月、和歌山... | トップ | フィリピン大統領府は、ドゥ... »
最新の画像もっと見る

政治経済問題」カテゴリの最新記事