自分の動きが母と一緒

このごろ風が冷たくって強くって
寒い日が続いてます。こういう時期なのだけどね。

寒がりの私は足が冷えるので、パンツの下にスパッツはいてます。
ハイソックス手前の長さのソックスに、さらに短いソックス。
なんとか靴も履けるよ。

早い話が薄いソックスの重ねばき。
当然、それを脱ぐときが大変で、、、、、
若者ではないのでフラメンコのように一本足で
ソックスが脱げなくって、、、けっこう手間取るわけさ。
非常にイラつきます。何枚もはいた自分が悪い。

 

客観的に自分の動きをみていると、実家の母親の生前の姿を
思い出す。たまに家に来たとき、重ねたソックスを脱ぐのが
大変そうだったよ。お尻をついて、わりと厚めのソックスを
脱いでいく。母親の動作って記憶にしみ込んでるものなのかな。

こういうとき、母親がすごく近くに感じます。
熱いものがこみ上げてきて、さらっと泣いてしまうのだよ。
悲しいわけじゃない。なんで涙が出るんだろう。
母親に対しての感情が涙になるんでしょうかね。

あーしたら良かったとかほとんどないんだけど、
コロナ禍で面会に行けなくなっちゃって、寂しかったろうと
思うことはあったけど、どこまで母が分かっていたか知らない。

 

 

 

今、ドラマで徳積みをして再び人間に生まれ変われるように、
日々努力しながら、自分の人生の再生をしているってのを
やってます。私がそうなったら、あーならないように、
こーならないようにと先回りをしてばかりの日常になりそうだ。
正直、あまり覚えていないことのほうが多い。

私はあまり努力をしてこなかった人生だと思うから
もっと頑張りなおしたい部分が多いですねー。
今の自分が一番、人に対して丁寧に生きて
いるんじゃないかなって思ってます。

それってこの年齢になるまで幾多の経験を重ねて、
自分の水準が多少はレベルアップしたってことだと
思いたい。そういうこと、こっそり目指してました。

明日はどんな日になるかな。