よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録142(月 月齢12.2)

2023-08-30 05:00:00 | 太陽系内

月(月齢12.2)

画像①ASIVideoStack処理後の撮って出し、左右トリミング済。

画像②(眼視した感じにマイクソフトフォトで彩色・他調整)

画像③iPhoneSEで


画面を暗くすると月の模様が見えてくる

さらに暗く


昨日、ブログアップ後、残りのデータを処理していて月がまだASI585MCの画角に入っていることに気づく(追加でデータをアップ済)。Neptune-CⅡ+0.5倍レデューサへの変更を宣言したばかりだが、取り消して、月がはみ出る迄ASI585MCで頑張ることにした。

本日は、月と土星の2点狙い。とにかく撮れたら撮る作戦で臨む。そろそろ月の出と思っていたが、中々月が姿を現さない。少し西へ移動すると、月はもう出ていた(画像③)。前の家の屋根で見えなかった。スマホでAZ-GTiを小刻みにコントロールして、動画を3本撮影。スナップショットも何枚か撮影。上下ギリギリだがどうにかASI585MCの画角に収まった。自分としては満足の1枚が撮れた。

画像④iステラHDによる観望位置



参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)2023年8月31日 スーパームーン~AstroArts

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撮影データ
2023年8月29日午後7時頃
ニワトリ天文台
月(月齢12.2)
130PDS+ASI585MC+VirtuosoGTi+UV IR-Cutフィルター+NDフィルター(居待月用)+SharpcapPro4.0
Raw8、Area2880×2160、Gain=252(M)、Exposure=19.7ms×500frames、37.6℃
ホワイトバランス等(AUTO)、AVIファイル保存。SnapShot撮影
ASIVideoStackでスタック処理(50%)。Jpeg保存(画像①)
FitsファイルをステライメージLiteで画像調整、Jpeg保存(画像②)
Microsoftフォトでトリミング、彩色等
花子フォトレタッチにより縮小
データ容量約9.1Gbytes(スタック処理終了後・土星撮影データも含む)
 
画像③はiPhoneSEで撮影、画像④はiPad mini6でスクショ。