よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望24(ちょうこくしつ座 C70/NGC300)

2023-10-27 05:00:00 | SeestarC天体
ちょうこくしつ座 C70/NGC300

画像①該当部分トリミング、画像処理済み

NGC300は、私たちの局所銀河群とちょうこくしつ座銀河群の間にあると考えられている渦巻銀河。中西さんの本(資料1)にも掲載されている。さんかく座銀河?というような見た目。Wikipediaによれば実際共通する性質が多くあるらしい。そこに掲載されている人工衛星GALEXの画像は本当に似ている。

またまたC70の番号も持つカルドウェル天体。期待は膨らむが天体観測はそんなに甘くない。山の上の靄や、月光などに阻まれ3回目の観望。今回は高度が高くなるのを待つなどの工夫をしたが、今1つ。32分ではまだまだ時間少ない模様。
よしべやの南には小高い山があり、その先が海で、いつも山の頂上付近にはモヤがある。条件悪いというような事にも気づかされた。130PDSで次頑張る。

画像②ライブスタック32分、撮って出し

画像③Seestarアプリのアノテーション


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal

8)NGC 300 - Wikipedia

9)ちょうこくしつ座銀河群 - Wikipedia

10)ちょうこくしつ座 - Wikipedia


電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)星見娘で電視観望17(ちょうこくしつ座銀河 C65/NGC253)


撮影情報
2023年10月22時日午後10時半頃、上弦、大星夜
ベランダ プチ・リモート観測所
ちょうこくしつ座 C70/NGC300
Seestar S50+iPhone7、10秒露出32分間のライブスタック撮影
AffinityPhoto2で、画像処理
「写真」アプリで、トリミング






電視観望の記録175(2023/10/26 月、太陽)

2023-10-26 20:00:00 | 太陽系内
薄曇り、午後5時前の観望は雲と電線に阻まれできず。

西の空

I.午後5時30分頃の月(月齢11)
①SKYMAX127+40mmアイピース+iPhoneSE3+VirtuosoGTi
②スマホで明るさを調整して

③さらに暗くして


Ⅱ.午後5時40分頃
①Seestar S50+iPhone7
(アンドロイド12タブレットM10Plusで1発導入)

Ⅲ.朝10時半頃の太陽
(アンドロイド12タブレットM10Plusで1発導入)

黒点が見られないので寂しい太陽。

(月齢の計算は、AstroArts公表のものを小数第一位を四捨五入するものを採用することにしました。明日は、月齢12.4で月齢12。しかし十三夜です。)





星見娘で電視観望23(オリオン座 ランニングマン星雲、トラペジウム)

2023-10-26 05:00:00 | SeestarEtc
オリオン座 ランニングマン星雲(NGC1977、Sh2-279部分)、M42、トラペジウム

画像①画像②を回転、トリミング

画像②LPフィルター使用、24分ライブスタックの撮って出し

M42オリオン大星雲のすぐ近く、少し北(上)にあるランニングマン星雲、朝方
なら、M42と一緒に写せるが、この時間ではかなわずということで別撮り。よく写りました。どう画像処理していいのかわからないので撮って出し。
ところで、画像①も②もランニングマンに見えるが、印象が違う。①は駆けてきてテープをきる瞬間、②はのんびりランニング中に見える、いろいろ見えて楽しい。
画像③Seestarアプリのアノテーション

ところで、少し気になったのがNGC1981。これは50個ほどの星の集まりで、『石炭車星団』又は、『上の剣(Upper Sward)』(←アステリズム)と呼ばれているらしい(資料9)。

画像④LPフィルター使用、12分ライブスタックの撮って出し
これは画像②撮影前に写したM42(+M43)オリオン大星雲、何分ライブスタックかけようかと迷いながら、今後も撮影は続くからと今夜は12分のライブスタックに止めた。
撮影後、中心部のトラペジウムも撮してみた。
画像⑤アプリ画面スクショ。

今回は名前のトラペジウム(台形)の由来になった4つの星が確認できた。後は眼視でしっかり見る!
前回(星見娘10)は、3個だったが、これは、ガリレオ・ガリレイさんの観測メモと同じとのこと(資料10)。前回3個で悔しかったが、ガリレオさんと同じ体験ができたと考えると光栄なことだと思い直した。

11月11日(10日深夜)撮影追加
こちらははっきり4個写っている
ライブスタック画面をピンチアウトで拡大してスクショ



ちなみにこの日はオリオン流星群の極大日。待っている間Seestarで観望していて疲れてしまった。電視観望終了後10分間北東の空を見て成果は2個でした。寒かった。次は頑張る。(^^;

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal

8)Sh2-279 - 英語版Wikipedia

9)【天体観測】ランニングマン星雲と石炭車星団を同時撮影しました~空のお散歩さんブログ

10)トラペジウム - Wikipedia

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)電視観望の記録027(オリオン座まとめ)

04)星見娘で電視観望10(オリオン座 M42オリオン大星雲)


撮影情報
2023年10月21日午後12時頃
ベランダ プチ・リモート観測所
オリオン座 ランニングマン星雲(NGC1977)、オリオン大星雲(M42+M43)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出24分(②)、12分間(④)のライブスタック撮影
「写真」アプリで、トリミング






電視観望の記録174(2023/10/25 月、太陽)

2023-10-25 20:00:00 | 太陽系内
I.午後5時の月(月齢10、十日夜)
Seestar+iPhone7による撮影
(自動導入できず、手動導入でも苦労、どうにか月をひっかけ、自動導入に切り替え中央へ、でも若干ズレている。)

②iPhoneSE3で撮影


Ⅱ.午後6時過ぎの月
①月モードで

②風景モードで


Ⅲ.昼12時半頃の太陽
Seestar+iPhone7による撮影(本日も一発自動導入!ただし、アンドロイドタブレットM10Plusで)
雷雨のあと、小降りのにわか雨の中で













星見娘で電視観望22(さんかく座 相互作用銀河Arp166)

2023-10-25 05:00:00 | SeestarEtc
さんかく座 Arp166=NGC750+NGC751

*Arp天体:ヒルトン・アープによって、リストアップされたアープ特異銀河のこと(資料10)。

画像①該当部分トリミング、Arp166は中央、明るい点2つが銀河核

画像②Seestarアプリによるアノテーション、該当部分トリミング


App166のことを調べず、NGC750を導入すれば分かるだろうの軽い気持ちで、天体リストから導入。

画像③スカイアトラスの導入画面(撮影終了後にスクショ)


NGC750、確かにある。中心からズレているが他の銀河も写せるならよいと導入。

画像④Seestarアプリのアノテーション画面


アノテーション画面(画像④)を見て ??? 観望天体名はNGC736、NGC751はあるが、NGC750はない。どこ?
再度導入をやり直す。同じ結果。メモ間違えたかと取りあえず撮影。しかし画像③では、NGC750、画像④ではNGC751。とうなってるの?

訳は資料調べで判明。NGC750とNGC751は重なっていて、今まさに相互作用の最中。画像③をよく見るとNGC750の部分2つの円がある。2つ合わせてArp166。そのため、1つの楕円銀河の中に2つの銀河核があるように見えるとのこと。確かに見える。さらに、NGC751側から2つの銀河の潮汐力で弾かれた物質が彗星の尾のように見えるらしい。これは撮影時間6分では無理でした。重なっているので、片方だけ表示される?混乱はしたが勉強になった。

でも、Seestar少し癖があって、指示と違う結果を返すこと時々ある。Seestarが返した結果に従った方が天体導入は早いようだが、天文無知の私は困ることもある。少し慣れてきたが・・・

まあ、これでArp天体のことしっかり頭に入ったので良かった事にしよう。

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)Seestar S50レビュー| 天リフOriginal

8)Arp 166 - 英語版Wikipedia

9)Arp166 (NGC750, NGC751)~沖田博文さんのWebsite

10)HCG天体・Arp天体~沖田博文さんのWebsite

 

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の記録150(ぎょしゃ座 M38散開星団+M31他)  M33 1stショット

03)電視観望の記録155(さんかく座 M33銀河) by FMA135

04)電視観望の記録164(さんかく座銀河 HⅡ領域NGC604他) 

05)電視観望の記録167(さんかく座銀河 M33渦巻銀河) 

撮影情報
2023年10月11日午後7時半頃
メダカ部屋観測所
さくかく座 アープ特異銀河Arp166=NGC750+NGC751、他NGC736、NGC739、NGC740、NGC761など
Seestar S50+iPhone7、10秒露出6分間のライブスタック撮影
「写真」アプリで、トリミング