よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望19(こぎつね座 M27亜鈴状星雲 2nd)

2023-10-22 05:00:00 | SeestarM天体
こぎつね座 M27亜鈴状星雲

画像①LPフィルター使用、画像③より、該当部分トリミング、ほんのり高画質化

*LPフィルター=光害カットフィルター=ZWO社DBPフィルター相当品

M27はこぎつね座の惑星状星雲。鉄アレイに形状が似ていることから、そのまま亜鈴状星雲と呼ばれている。口径3cmのFMA135で1度写していて(記録038)、それなりの満足感もあったので、あまり食指が動かなかったのだが、皆さんSeestarで撮っているので、私も同歩。(^^;

驚きました。ライブスタック始めて最初の画像ではっきり見えた。画像②は、1分20秒8枚スタック場面のスクショ。そして、天の川?の星々の写りも凄い(画像③)。FMAでは見えなかった折れ線のような構造も見える。なんでもやってみるもんです。

FMAのときは苦労しながらの記憶があるが、Seestar凄いぞ。嬉しいやら・・・若干複雑な気分。

画像②ライブスタック1分20秒のアプリ画面のスクショ


画像③12分ライブスタックで保存された画像


画像④アノテーション画面のスクショ


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)Seestar S50レビュー【天体観測のゲームチェンジャー】 | 天リフ

8)惑星状星雲 - Wikipedia

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)眼視観望の機器01(星座望遠鏡・星座ビノ・テレコンビノ) 

04)電視観望の記録038(こぎつね座 M27亜鈴状星雲)

撮影情報
2023年10月19日午後7時半頃、晴れ
ベランダ プチ・リモート観測所
こぎつね座 M27亜鈴状星雲
Seestar S50+iPhone7、10秒露出12分間のライブスタック撮影
「写真」アプリで、各調整(画像①)
「AIで写真高画質」で、ほんのり高画質(画像①)


電視観望の記録170(2023/10/21 月、太陽)

2023-10-21 23:00:00 | 太陽系内
月(月齢6)
I.SKYMAX127+40mmアイピース+iPhoneSE3+VirtuosoGTi
画像①スマホで見ると良いように見えたが、まだまだピントが甘い。

画像②地球照の雰囲気で


Ⅱ.Seestar S50+iPhone7
画像③

Ⅲ.iPhoneSE3
画像④

今日も夕方は空一面雲(画像④)で、ダメかと思ったが、19時過ぎに西から雲が切れて、どうにか撮影できた。Seestarは月を一発導入。SKYMAX127とスマホの光軸合わせ、少し焦った。スマホコリメートまだSeestarに負けてます。(^^;

太陽
IV.朝9時30分の太陽
画像⑤Seestar S50+M10Plusタブレット+iPhone7(2台つなぎ)

アンドロイドタブレットで、2回目で導入。1回で導入できるときもあれば、5回やってもダメな時もある。そして、iPhone7も接続して撮影。黒点少なめ。





星見娘で電視観望18(みずがめ座 C55 土星状星雲)

2023-10-21 05:00:00 | SeestarC天体
みずがめ座 土星状星雲(C55、NGC7009)

画像①画像③から、該当部分トリミング


画像②LPフィルター使用、保存画像

みずがめ座でらせん星雲に続く2匹目のドジョウを狙って、Seestarを惑星状星雲のC55土星状星雲に向ける。はっきりわかるが小さい(画像②)。どこが土星状?としばし考えこむ。ためしにアプリ画面をピンチアウトして拡大すると、

画像③撮影中のアプリ画面のスクショ

輪のような構造が見え、たしかに土星の雰囲気あると納得。さらに拡大したのが画像①。
明るいが、これ以上はあまり変わらないだろうと考え5分間のライブスタックで観望終了。2匹目のドジョウとまでは言えなかったが、よい経験はできた。
ちなみにSeestarで見た本物の土星は次の画像④。

画像④該当部分トリミング


(観望中は、アプリ画面を原則スクショ6枚撮りしています。導入時、ライブスタック開始時、その時のアノテーション画面、撮影終了前のアプリ画面、アノテーション画面、スカイアトラスヘ戻っての導入画面。基本写りのよい方を使うため、文章の説明と画像が違うことがあります。)

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)らせん星雲 - Wikipedia

8)惑星状星雲 - Wikipedia

9)みずがめ座 - Wikipedia

10)土星状星雲 - Wikipedia


電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)星見娘で電視観望16(みずがめ座 C63らせん星雲)

撮影情報
2023年10月17009日午後7時半頃、晴れ
ベランダ観測所 
みずがめ座 土星状星雲(C65、NGC7009)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出5分間のライブスタック撮影
「写真」アプリで、各調整
「AIで写真高画質」で、ほんのり高画質(画像②)







星見娘で電視観望17(ちょうこくしつ座銀河 C65/NGC253)

2023-10-20 05:00:00 | SeestarC天体
ちょうこくしつ座 C65渦巻銀河(NGC253、Sculptor Galaxy、Silver Dollar Galaxy)

画像①該当部分トリミング、24分のライブスタック

C65のカルドウェル天体。ライブスタックをはじめてすぐに存在がはっきり確認できた(画像②)。大きさ(24.8分×4.6分)と長径は満月より少し小さいぐらい。まさにSeestar向け画角の天体。あたり!
13の銀河からなるちょうこくしつ座銀河群を代表する銀河であり、人気があるらしく、様々な呼び名があるようだ。単に、ちょうこくしつ座銀河。他に銀貨銀河、ちょうこくしつ座の小アンドロメダ、Sculptor Filament(英語ではこの名前が一般的らしい)、・・・
数10年前にNHKで放映された『銀河宇宙オデッセイ』で紹介されていたちょうこくしつ座の銀河、不思議と覚えていたが、その1つを今自分の目で確かめることことができた。

アンドロメダ銀河、さんかく座銀河につぎ、全天で3番目に明るいらしい。勿論、中西さんの本(資料1)にも掲載されていた。

画像②ライブスタック約2分のアノテーション画面スクショ。すでに存在がはっきりわかる。


画像③24分のライブスタックで保存された元画像

画像④観望終了後、スカイアトラス画面に戻り、導入画面のスクショ

(覚書)
①『ベランダ・プチ・リモート観測所』誕生
久しぶりに、ゆれるベランダ観測所ヘSeestarを伴って戻ってきた。
Seestarの設定は多くても2つ。1つは、水平だし、Seestarのロゴの下にスマホを合わせて置けば迷うことなく設定できる。もう1つは、(内蔵コンパスによる方位あわせ?)360°回転、3分あればできる。1度すれば少々の移動では設定なしということも多い。
設置簡単の上、ステーションモード搭載で、家庭内LANに繋げて、スマホ・タブレットで操作可能。カメムシに負けず、天体観測できる。
10月18日は、居間でテレビを見ながら電視観望。快適。ベランダも揺れず。(ベランダを揺らしていたのは私の体重?)
しかし欠点もある。暗い場所で見るスマホ画面の天体の方が、明るい居間で見るより美しい。気のせい?

②『Seestar+星座ビノ』が楽しい
Seestarが向いている場所に合わせて、星座ビノ(機器01)で夜空を見れば、Seestarで観望中の天体が所属する星座が一望できる。スカイアトラスやiステラHDを併用すれば、今この星座のここを見ているとわかる。星空への理解が容易になった。

③『過ぎたるは及ばざるが如し』またやってしまった(^^;
よしべやのSeestar。Firmware1.68、iOS用アプリ1.9.1、アンドロイド用アプリ1.8.0で、正常動作していたのだが・・・
アンドロイド用アプリを1.9.0にアップデート。それに伴いFirmwareが1.70にアップデート。よしべやのリンゴたちでは、自動導入で初動動作がしなくなった。パソコンとの付き合い長いので、バージョンアップで不具合がでることも多いことは百も承知なのだが・・・つい、いつもやってしまう(^^;
ただ、はじめにアンドロイドタブレッ卜で、天体導入を行えば、それ以降は、リンゴたちで正常動作するため困ってはいない。気長に待ちます。
(なお、ZWOは、不具合報告システムがあり、アプリから簡単に報告ができ、短い時間でバグフィクスされるようだ。しかし報告の勇気でません。自分の責任果してません。)

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー【天体観測のゲームチェンジャー】 | 天リフOriginal

8)NGC 253 - Wikipedia

9)ちょうこくしつ座銀河群 - Wikipedia

10)ちょうこくしつ座 - Wikipedia


電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)眼視観望の機器01(星座望遠鏡・星座ビノ・テレコンビノ)

撮影情報
2023年10月18日午後10時、全天曇りから快晴(大星夜)
ベランダプチリモート観測所
ちょうこくしつ座 C65/NGC253(ちょうこくしつ座銀河など別名多数)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出24分間のライブスタック撮影
「写真」アプリで、各調整
「AIで写真高画質」で、ほんのり高画質






電視観望の記録169(2023/10/19 月)

2023-10-20 04:59:00 | 太陽系内

2023年10月19日月 月齢4

画像①Seestar S50+iPhone7

18日に三日月と地球照ねらっていたが、画像②のような全天雲というすごい天気(夕方のこと、夜には快晴となった)で果せず。本日、再度日没前から月をねらった。画像①は、Seestarによるもの。空が明るくては自動導入できず、手動で導入したあと、自動導入で中心にもってきて撮影したもの。

画像②10月18日夕方


画像③SKYMAX127+40mmアイピース+iPhone7(コリメート)


日が沈んだ後は、SKYMAX127とVirtuosoGTiで、コリメート撮影。地球照もねらう。

画像④ SKYMAX127+40mmアイピース+iPhone7(コリメート)

SKYMAX127の温度順応してなかったからか、散々な結果(画像④)。

画像⑤iPhone7

iPhone7で、記念写真。今日はスマホを手すりにバッチリ固定して撮影できた。

画像⑥Seestar S50+iPhone7

そして
再度Seestar登場(画像⑥)。しかしSeestarで地球照は撮れなかった。
一応、Seestarでも地球照は撮れる。次は、9月の三日月の時撮ったもの、スマホのスクショが精一杯だった。
来月また頑張る。
 
画像⑦