よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4124(いて座 Sh2-17付近)

2024-07-26 01:00:00 | SeestarEtc
いて座 Sh2-17付近~SgrA*
いて座記念観望その2~天の川銀河中心のブラックホール

*Sgr A*とは、(天文学辞典より)
いて座A* | 天文学辞典 動画へのリンクも沢山ある。

画像イ、7月8日25分のライブスタック

画像ロ、アノテーション

Sh2-17は、HⅡ領域ですから、赤く写るはずですが、きちんと写ってません。(朝ドラ風に)「ゴメンなさい。」m(__)m

まぁ、狙いはSh2-17で無くてこの領域にあるSgrA*(天の川銀河中心のブラックホ―ル)。ブラックホールだから見えないけど、この辺に有るんだと心の眼で見て、思いを馳せます。(^ ^)

昨年はAstapでアノテーションをかけ、その付近にあると思われる恒星のα,δ座標を片っ端から表示させ(画像ハ)調べました。(^^;

画像ハ、Astapによるアノテーション(昨年の記録より)

今年はいいもの見つけました。天体のデータベースであるSIMBAD。「Sgr A* Simbad」でググると、SgrA*が表示され、ピンチアウト、ピンチインで拡大縮小して色々確認できます。便利~(^_^)

*SgrA* by Simbad

Simbadとは、(Wikipediaより)
SIMBAD(シンバッド、the Set of Identifications, Measurements, and Bibliography for Astronomical Data)は太陽系外の天体のデータベース。フランスにあるストラスブール天文データセンターによって維持運営されている。

画像ニ、導入画面
画像ホ、昨年の観望記録より観望位置

これで、いて座の観望で思い残すことは・・・無いと言いたいが、あと1つ。頑張るぞ!








閑話020(下見、北里博士来る!)

2024-07-25 01:00:00 | 閑話
『あ、クマ』改め『天使』の館長より
西夜空観望の許可が下りました(^_^)V
それで下見に。
なお、
『幼稚園爺さん、心配だから、あたしも同行する』と館長(^^;
忙しい中、下見に同行していただきました。
台風の影響か結構見たことないような雲


暗黒星雲のような雲もあったのですが、車中の為、撮影できず残念。
良いこともありました。途中ローソンでお金を下ろすと

北里柴三郎博士が2枚!
田舎にも来てくれた!

そして、
『当日は、私も行く?』
『行って欲しいけど、館長忙しいでしょ?』
『仕方ない、忙しいけど行ってあげるわ。』(^ ^;;;
ということで、遠征2人で行くことが決まりました。
『何時に帰る。夕食はどうする。・・・(以下5分省略)』(^^;

よしベ~の業務報告
2024/07/24
Seestarで久しぶりの太陽

4倍
今日のミナミヌマエビ



















星見娘の覚書001(Seestarで月の導入)

2024-07-25 00:59:00 | 覚書・機材


『Seestar S50』の一番苦手なこと。
月の導入。(よしべ基準;^^)

フォローさせていただいている方のXでの会話
『Seestarどうなってるの月も導入できない』
『Seestar、月が一番苦手なんです』

う~ん名言。言語化されたことで、よしベ~もそうだよなと思いました(^^;

現在Seestarアプリの2.0.0のβテストが進行中で、正式版が公開されると状況は変わるかもしれませんが、現段階の私の月の導入をまとめておきます。

A.ファインダーをつける
王道。完璧。短所は後述のCができるようになると準備がめんどくさい。(^^;
用意するのは、厚手の剥がせる両面テープと底面が平らに近いレッド・ドッドファインダー。
そして、こんな感じ
ファインダー合わせ必要。昼間の風景撮影でも活躍。
あとは、自動導入が失敗したら、ファインダーを覘いて導入。

B、夜、既知の星が見える時
ア、1度その既知の星を自動導入する(Seestarは恒星やDSOの自動導入は殆ど失敗しない)。これで夜空とSeestar内の星図の同期がおこなわれるので、その後月を導入する。
イ、アで失敗する場合は、星空モードで、月の直ぐそばまで導入し、手動で月を導入後、月モードに変更する。
短所は昼間や曇り空の月に使えないこと。

C、Aのものぐさ版
月の自動導入が失敗したら、先づ、手動で左右を合わせる。望遠鏡部分の中央へ月を導入。中央が分かりにくい時は、上の画像のように箸やストロ―を貼り付けておくとよい(慣れると貼り付けなくとも心の眼であると思ってできるようになる)。
月が導入出来てないときは、さらに望遠鏡部と本体の隙迄を使って追い込む。


そして上下を合わす
望遠鏡部から覘くと上のような感じ。ギリギリ見えるか見えないかぐらいにする。
これで導入できてなくても近くに月がいると、いる方が明るいのでその方向へゆっくり慎重に動かしていく。

そして月の観望開始


私、自也共に認める不器用ですが、人間慣れと言うものは恐ろしいもので、今は、ストローなしのCの方法で、Seestarの自動導入失敗から2~3分で月の観望できてます。
(^^;

*水平だしについて
月を観望するベランダは揺れるので、いつも適当です。Seestar本体から求められた時に、1°を目標に行ってます。
(^^;
固いところに設置してレベラー使って水平だしすると自動導入出来るらしいですが、経験ありません
(^^;

なお、今回もSNSの発信を参考にさせて頂いてますが、Cはボスケさんと成澤さんのYoutubeほぼそのまま。かなり昔のものなので、確認できたらリンク張らせてもらいます。














星見娘で電視観望4123(りゅう座 NGC5866/M102 レンズ状銀河)

2024-07-24 01:00:00 | SeestarM天体
りゅう座 NGC5866/M102レンズ状銀河
~ベランダから屋根越しの観望~

画像イ、7月6日35分のライブスタック
りゅう座の天体初観望。NGC5866は、Wikipediaによると
NGC 5866(Spindle Galaxyとも)は、りゅう座にある比較的明るいレンズ状銀河または渦巻銀河である。~(中略)~球状星団の軌道速度の測定により5有効半径では質量の34 ± 45%を暗黒物質が占めていると分かった。
と記されている。
実は、行方不明のM102の有力候補で、肯定派の方やM102があった方が良い人は、『NGC5866=M102で共通理解が進んでいる。』や『とする。』などの記述が見られる。Seestarでのメシエ天体コンプリートを目指しているよしべ~は無いと達成感下がるので、この立場で。(^^;
ちなみに、Seestarの立場がわからなかったのでスカイアトラスでは、NGC5866で検索。
画像ロ、導入画面
導入が成功すると
画面ハ

なんということでしょう。表示がM102に変化。そして、
画像ニ、アノテーション

アノテーション保存ではまた表示がNGC5866に。
みなさん、いろいろ苦労されてます。(^^;
開発者のみなさんご苦労様です。<(_ _)>
もう1つ興味があったのは、HSTの画像に見られる中央の立派な暗黒帯。画像イを見て写らないとちょっとがっかり。しかしライブスタック中にいつもの拡大かけると
画像ニ、ピンチアウト拡大画面スクショ
どうにか中央に黒い線状のものが写ってました(^^;
ブログにアップで見えるかな~

(覚書)
北天に見られるが、観望位置をシュミレートして見ると、メダカベヤからは、微妙に窓枠の外で観望が相当難しそう。昼間ベランダから電線の隙間と屋根越でどうかをプラネタリウムソフトでシュミレート。観望できる可能性はあると考えてやって見ました。撮れて幸せ(^_^)。
これでSeestarで全く観望していないメシエ天体は後2つ。

参考資料等

電視観望の記録等関連Blog

よしべ~の業務報告
2024/07/23
今日のミナミヌマエビ



そして夜はSeestarでお月さま
なんか横切りました。飛行機?

黒い帯は電線の影

最後は、130PDS+0.75RD+ASI585MCで、
今日はMacbookAir上のASI Studioのソフトで

(ASICapでBin2、Exp.1ms、gain2、30秒Raw動画撮影)
(ASIVideoStackで、スタック・調整)














星見娘で電視観望4122(オルバース彗星 13P/Olbers)

2024-07-23 01:00:00 | 太陽系内
オルバース彗星 13P/Olbers
画像イ、7月21日14分のライブスタック
Wikipediaによれば、
オルバース彗星(英語: 13P/Olbers)は、1815年3月6日にドイツの天文学者ヴィルヘルム・オルバースが発見した太陽系の周期彗星である。公転周期は約70年と短周期彗星の中では比較的長いため木星族彗星ではなくハレー型彗星に分類される。
とのことです。
まったく知らなかったのですが、Gooblogの先輩方の発信・お手本を見させて頂き、私も同歩。いつも有益な情報発信ありがとうございます。〈(_ _)〉

よしべやからは山がそびえ立つ西の空。プラネタリウムアプリで知らべてみると、観望可能かどうか微妙な位置。

1回目は曇り空。勿論見えてませんが、Seestarの望遠鏡の向いている向きと空を見比べてもしかして見えるかもの感触を得る。
2回目も雲で撃沈。
3回目も薄曇り、満月が登る迄の待ち時間を使って。空が明るい午後7時30分スタート。
プレートソルブ6回失敗で自動導入成功せず(^^;
かまわずライブスタック開始。10秒後、見えた!
ピンクの雲(^^;
雲が切れれば星が写るかもとそのまま継続。
5分後、ピンクが無くなったが何も写らず。(^^;
スカイアトラス(星図)にもどり、近くを知らべると、『こじし座β』発見!導入をかけると自動導入に成功。そのまま彗星の導入をかける。自動導入成功。雲が写るので何度かライブスタックをやり直して、彗星らしきもの視認。やっと見れました。(^_^)

写り悪いんで、館長に『遠征許可願い』提出中。水星も見たいし。どうなるかな。
館長『クマの目撃情報放送してたわよ。クマ、クマ、クマ』
よしべ~『あ、クマ、あくま、悪魔』のような返事だった(^^;

画像ロ、ライブスタック終了後、ライブ画面スクショ
これかな?山に入る手前でライブスタック終了したようです。

画像ハ、導入画面(ライブ途中でのスクショ)
画像ニ、iステラHDによる観望位置


参考資料

よしべ~の業務日誌
2024/07/22
ミナミヌマエビの様子


大きいのやら小さいのやらいっぱいいます。

朝食!集まってきた(^_^)

ちょっと拡大。ここだけで20匹ぐらいいる。

そして夜は、山から出てきた十六夜を
Seerstarで
見た感じに一番近い月
少し時間をおいて
130PDS+0.75RD+ASI585MCで

ピント合わせで少し前進
他に
SharpCapPro4.1(100フレーム動画)
ASI VideoStackで50%スタック
VirtuosoGTi+iPhone7

2024/07/23追加)
観望から一夜明け、ASICapでのテスト撮影をスタック処理(30%)

拡大してアップすると