よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

よしべ~の業務報告50225(太陽、金星、ミラ、130PDSテスト)

2025-02-26 00:59:00 | 業務報告
2025年2月25日

定例の午前9時半頃の太陽観測
コンパス・キャリブレーションが入ったので
少し遅れました。
観望位置も定例の場所へ

窓際・ガラス窓越し
1年半ほどロゴ南向き・電源ボタン北向きでやってきたのですが、先日コンパス・キャリブレーションやったら、全く反対で終わったので、最近はロゴ北向き・電源ボタン南向き。

そして、朝の金星
(スタック出し、写真アプリでトリミング・調整)
余裕でと言いたいところですが、1回やり直し(^^;
手順)昼間の金星観望よしべ~スタイル
1、太陽を自動導入・ピントを合わせる・しばらく追尾する。(これで、Seestarがアライメントされる。)
2、惑星モードから金星を導入。距離0.1°になったら中止する。太陽フィルターを外す。
3、ライブ画面から、金星を探す。入ってなければ、東(左)にズラして探して見る(朝の場合)。それでもダメなら4へ
4、1、からやり直す。2回ぐらいやり直してダメなら、今日はダメだとあきらめる。
(空の状態で見えない時もあります。)

最近、惑星をスタックするとヒビ割れができるのに悩んでたのですが、
Seestarアプリが原因でした。効果が強すぎる?
Seestarアプリで調整すると、次は上と同じ画像ですがヒビ割れ出てきてます(^^;



夕方、iPhone7で金星

SeestarS50で

くじら座増光中のミラ


平行して、
いよいよSA-GTiに130PDS搭載テスト
緊張します(^^;
よしべやで一番重い機材
130PDS、ASI715MC、ガイド鏡合わせて約5kg弱
まあ、赤道儀化AZ-GTiでも運用できてたんですが
バランス取りに30分、ピント合わせ約60分
夜、バーティノフマスクを使ってシリウスでピント詰めます
繰り出しからCMOS後端まで、約10.3cm

極軸アライメント

適当な散開星団(多分M41)でプレートソルブ

いよいよ観望
トラぺジウムから、
30秒露出5分のライブスタック(ダークあり)

馬頭星雲、30秒露出5分のライブスタック(ダークあり、ガイド有り)
M79、30秒露出3枚のライブスタック
(ダーク、フラット・バイアス補正有り、ガイドあり)
45分回したのは本ブログで

あと曇ったので以上です。銀河と小さな散開星団もテストしたかった(^^;残念。
PS.SA-GTiの動作特に問題なし。ただ時々ガイドが暴れる君。









星見娘で電視観望5034(変光星Mira in Cet)

2025-02-25 01:00:00 | SeestarEtc
くじら座(Cet/Cetus/ケトゥス)
Mira/ο Ceti(オミクロン・ケトゥス) 
脈動変光星(ミラ型変光星)
見かけの等級2.0~10.1

画像イ、11/8、3分のライブスタック
画像ロ、2/20、3分のライブスタック(アノテーションつき)

星見娘4199より
Miraは、距離約300光年の脈動型変光星(星の形が変わることで明るさが変わる変光星)。
約332日の周期で、約2等星から10等星まで変化する。脈動型変光星は6つのタイプに分けられているが、その中で約6800個確認されているミラ型変光星を代表する星。なおMiraは実視連星でもある。
Xでミラが明るくなってきていることを教えて頂いたので私も同歩(^_^)
画像イとロを比べると確かに明るくなっていますね。
2月9日の時点で4.8等だったらしい(宵空で急増光中、くじら座の変光星ミラ~AstroART)。極大が近いそうなので、予想では3月初旬~4月初旬、しかし日本では3月中旬までしか観測できない。3月にもう1回観測せねば(^^)・・・これ以降、毎日観望してます。

画像ハ、導入位置広域
画像ニ、導入位置







よしべ~の業務報告50224(太陽、月、金星、Evoテストなど)

2025-02-25 00:59:00 | 業務報告
2025/02/24
今日もお月さまの関係で1時間早い太陽観望。今日もベランダへ設置。
自動導入3回程やり直しで、最後は手動導入。難儀しました(^^;

月も手動導入
金星は導入できず。


夕方、火星導入からの金星。
木星

木星とガリレオ衛星
(何れも約10秒程度のRaw動画からのスタック)
実は火星も。NGですが、

増光中のミラ、こちらもNG。流れたようです(^^;
少し風で揺れたかも。

以下Evoguide+715MCの練習
オリオン座ランニングマン星雲
なんとgain0。やっちまった(^^;

(1分露出30分)
雷神の兜

(1分露出60分Gain35、星流れてますね。)
う~ん。Seestarに負けてるような(^^;

あと、
SeestarS50で、C64、NGC2409、Sh2-302、NGC2835、M98、M99、M105
FMA135+UVIRCut+585MCで、Mel111、マルカリアン上(M98など)、マルカリアン東
(M58など)
以上です。


電視観望の記録5008(2月 金星、火星)

2025-02-24 00:59:00 | 太陽系内
金星、火星

1、2025年2月20日 金星(トリミングあり)

Mak127+UVIRCut+Ceres-C、VirtuosoGTi、SharpCapPro(惑星ライブスタック約1000枚)

天気等にはばまれ、4日程かかりましたが、やっと三日月型の金星をSeestar以外で撮れました。(^_^;)/

*天頂プリズムを使用しているので、焦点距離は1500mmを越えていると思います。
*昼間にピント合わせしたのですが、天頂プリズムを使って接眼レンズでピント合わせすると、PlayerOneのCMOSカメラは、交換するとほぼピント合っているので、楽しちゃいました(^^;

2、2025年2月19日・20日 金星 with Seestar S50
夕方の観測はこんな感じです。手前の物体はSeestarS50。金星は電線の間の丸い点。
導入直後は

電線に掛かってました(^^;
しばらく待って、露出調整してパシャ1枚撮り
(露出は約100μ秒・・・かなり明るいので)
電視観望始めた頃は電線に囲まれた環境に悩みましたが
慣れました。この程度は電線の間から充分撮れます(^_^)

なお、まだ青空の中、1回目の自動導入には失敗。この日はファインダーもつけてなかったので、シリウスを星空モードで導入後、惑星モードに戻って2回目で自動導入を成功させてます。

*シリウスはプレートソルビングで導入され、SeestarS50と空が同期された状態になる。上のiPhoneの写真ぐらいの明るさだと、西ではプレートソルブに失敗しても、少し暗い東方面ではプレートソルブは成功しやすい。←よしべ~の経験

4倍モードRaw動画からのスタック

19日の朝

19日の夕方


3、2025年2月19日 火星
やっと、少しまともな火星が
Mak127+ASI585MC+ASIAIR、SA-GTiで撮れました(^_^)/
Mak127+UVIRCut+ASI585MC、ASIAIR Plus32G、SA-GTi使用

焦点距離約1400mmで、自動導入し、ASIAIRアプリのVideoモードで撮影。
ASIAIR本体で30秒Raw動画をスタック・調整。

南中前後でRaw動画3本撮り。シーイングが良かったようで、Videoモード画面で時々火星の模様が見えてました。突然の幸運に狼狽えて、動画3本で終わっちゃいました(^^;

今考えると、SDカードの容量つきるまで、撮るべきだった(^^;反省。

SA-GTi(赤道儀)は、VirtuosoGTi(経緯台)より、惑星の追尾が正確なので、コントロールは(慣れれば)楽な印象。

次の機会は、固い地面の上にSA-GTi設置して、やってみるかと思案する今日この頃。

下弦も過ぎたので、これを以て第1回Mak127 with SA-GTi運用テスト終了。FMA135の観望スタイルに戻ります。次の満月期に、球状星団・惑星状星雲・ガイド設定・運用を実験する予定。










よしべ~の業務報告50223(太陽、月、金星、ミラ、ウメジロー、他)

2025-02-24 00:58:00 | 業務報告
2025年2月23日(祝日)

朝の太陽、月を撮る関係で定例より早く、設置位置も外へ(いつもは屋内からガラス窓越し)

淡くて強敵の月、ファインダーなしで、アームと本体の隙間を利用して導入しています。
金星は導入できず(^^;


昼、庭のウメにメジロ2羽、ウメジロー
ガラス窓越し、iPhoneSE3で


夕方、午後6時過ぎ、金星の自動導入失敗
仕方なく、おおいぬ座のシリウスを導入してみる
自動導入成功、ズレてますが(^^;
これでSeestarのアライメントができたので、いざ金星、導入成功
(約10秒のRaw動画からのスタック)
増光中のミラ、3分ピッタリでシャッター押してるんですが、表示は4分

空を見上げると、木星がギリギリ観測できそうだったので

木星とガリレオ衛星(4倍モード)

この後、ニ筒流
Evoguide50EDⅡ+ASI715MC+CBPのテスト
オリオン大星雲M42(30秒10分のライブスタック)
燃える木と馬頭星雲
(30秒30分のライブスタック)

(いづれもダーク・フラット・バイアス補正あり、ディザー部分をトリミング、写真アプリで調整)
もう1枚、コーン星雲とクリスマスツリーは写真アプリでは調整しきれなかったので、後日か没か(^^;

FMA135+ASI585MCで、Mel111
電柱と電線通過中

時間待ちしてます(^^;
いづれ記録で。あと、プレセぺ。

SeestarS50は
小さな散開星団のペア、中途半端なので途中で止めました(^^;

他に、かに座M67、Sh2-290など

以上です。