よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録5001(かもめ星雲 in Mon)

2025-02-17 01:00:00 | NGC天体他
いっかくじゅう座(Mon/Monoceros/モノケロス)
IC2177/Gum1 わし星雲(日本)/Seagull Nebula(かもめ星雲)

画像イ、2分露出11枚をASIAIR本体でスタック(SV220フィルター使用)

(ダーク、フラット・バイアス補正あり、トリミングあり、ASIAIRアプリ・GraXpert・写真アプリ・AffiniyPhotoで調整)
IC2177は距離約3800光年の散光星雲(HⅡ領域)。日本ではわし星雲、海外ではSeagull Nebula(かもめ星雲)と呼ばれています。へび座のM16わし星雲と区別するため、できるだけ、かもめ星雲と呼んでいきます。

本年はじめてSeestar以外での投稿。
Seestar本当にお手軽なので・・・
安きに流れるよしべ~です。(^_^;)
この時点ではSA-GTiのガイドが安定してなかったのですが、星が流れたのを除外して、使えそうな画像11枚をASIAIRでスタックしてみました。
流石にこのシステムお値段もSeestarS50の倍以上かかるので、まともに使い熟せたら、Seestarには負けませんが、使い熟せる腕が無いのが悲しい~今年こそ精進します(^^;

画像ロ、ASIAIRアプリでのアノテーション
画像ハ、Astapによるアノテーション
(Seagullで表示されたのは緑の楕円部分~手書き;^^)


観望データ)
場所 ベランダ
日時 2025/02/04、午後10時すぎから約30分
(主鏡)FMA135+ASI585MC+SV220(Gain252)
(ガイド)SV165+ASI120MM+UV IRCut
(架台等)SA-GTi+ASIAIR plus、iPad mini6




電視観望の覚書023(赤道儀 SA-GTi その4)

2025-02-17 00:59:00 | 覚書・機材
Star Adventurer GTi(SA-GTi) その4
with Mak127

◎3日目(2月13日)続き(前回SA-GTi その3)
夕食後、
極軸の再チェックから、
夕方合わせた時は、

私の移動によるズレ(^^;対策考えねば~

次の課題はプレートソルブの成功。
色々試すがうまくいかない。
そこで少し閃いたのが有名散開星団
星たくさんあるので、プレートソルブやり易いのでは。
かに座のM44プレセペ
成功(^_^)/
焦点距離の確認

近くの火星をMak127で自動導入。
成功(^_^)/
少し位置調整して、Videoモードに切り替え
動画撮影に成功。
しかし、スタックもしてみたがほぼ撃沈。

ここで、力尽きた(^^;

機材
主鏡 Mak127+UVIRCutフィルター+ASI585MC、Gain252
(補助 FMA135+UVIRcutフイルター+ASI715MC:極軸アライメント用、導入補助として使用)
架台他 SA-GTi、ASIAIR Plus、iPadmini6


◎まとめ
SA-GTiにMak127+ASI585MCを搭載して電視観望を試みた。(満月期)
目標は
①プレートソルブを成功させる。
②惑星の自動導入を成功させる。
③惑星の動画撮影を行う。
だったので、どれも達成できた(^^;

結果について)
①について
安定してとは言えないが、焦点距離約1400mmと約1570mmでプレートソルブに成功。どちらも画角の短辺で0.2°以上なのでASIAIRのプレートソルブ可能範囲にあり、当たり前と言えば当たり前だが、プレートソルブは成功した。しかし、成功しやすい場所・しやすい環境があるように感じる。散開星団は成功しやすい?今後の課題。
ちなみにSharpCapProのプレートソルブは最小視野0.25°
なお、成功しない場合は、100秒プレートソルビングを繰り返すので、ある程度で打ち切って、場所を変えるほうが良いのかもしれない。

②について
焦点距離約1400mmでは、自動導入に成功。ほぼ中心付近。完全な中心導入は無かった(^^;SA-GTiの性能か?ASIAIRの性能か?付属三脚のひ弱さ?私の技量の問題か?
これも中心からズレていると、中心に導入しようと何度も試みるので、適当なところで打ち切って手動で調整した方が早いと感じた。

③について
赤道儀での手動位置調整にも少し慣れた(^^;そして、勿論動画撮影にも成功。ただ、スタックしても撃沈の画像しか撮れなかった(^^;
(赤道儀の良かった点)
導入すれば、惑星の位置ズレは少な目。(VirtuosoGTiとの比較)
未熟者(ほぼ初心者)なので、その日のSA-GTiのバランス・極軸アライメントの具合も一定していない。よってズレ方は日によって変化した。これからの精進しだいかと。

今回はSA-GTiで惑星の撮影にチャレンジが目標だったが、Mak127でプレートソルブと自動導入が成功したことで欲がでて、DSOも見てみるかと。それは本編のブログで(^^;