草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

「鬼十訓」、読んでみては如何ですか?

2009年07月16日 | Weblog
                   
或る組織と、そこに働く人の意識改革のような、そんな提案を求められておりました。人様に大きなことの言える柄ではないのですが…そんなことを考えている時、はるか昔のことを思い出しておりました。
これを読まれている方は「鬼十訓」をご存知でしょうか? その当時、都市開発を手がけている会社にいました。毎日の朝礼で「電通・鬼十訓」を男性社員に暗唱させるのです。十訓ですから長いし、順番もややこしいし、みんな必死だったのを覚えています。少し紹介いたしましょう。
 1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
 2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
 3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。

いかがですか? 極め付けは「5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……」だそうです。
「電通」の4代目社長吉田秀雄によって1951年につくられた電通社員、通称「電通マン」の行動規範なのだそうですが、今の時代こんなことを言われて、素直に納得するのでしょうか?
                  
そう思ってましたら、もっとスゴイ十訓を見つけました。
トヨタをつくった「大野耐一の鬼十訓」(著者名:若松義人)で、説明に【世界中にその名を広めた「トヨタ生産方式」。この生産システムを体系化したのが、トヨタ自動車の元副社長、大野耐一氏だった。「カイゼンの鬼」ともいわれた大野氏のもとで学んだ著者が、トヨタの仕事術の真髄を明らかにする】とあります。これも少しご紹介しましょう。
 1.君はコストだ。まずムダを削れ。それなくして能力は展開できない。
 2.始めたらねばれ。できるまでやめるな。中途半端はクセになる。
 3.困れ。困らせろ。安易を好む人と決定的な能力格差がつく。

いきなり、「君はコストだ」と言われてもね~。でも次のには納得です。『モノをつくるのではなく、「必要なモノをつくる」。』 さすが、世界のトヨタですね。例え失業者を出そうとも、その地位は揺ぎ無い…?
コメント
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