草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

独り暮らしの認知症 ・ 老々介護、他人ごとではない・・・

2013年11月25日 | Weblog
余り気温の上がらない1日です。 空は雲で覆われていて雨も振りそうだし、気分までシャッキリいたしません。 それには思い当たる事があり、昨日・一昨日とNHKで 「ある日母が認知症に…」 と 「独り暮らしで認知症…」 を、続けて見たからなのです。 ご覧になった方も多いと思いますが、ある程度の歳になりますと身につまされる問題で、私なども何時起きてもおかしくない年令になっております。 それに半分、独り暮らしのようなもので、自分のこともさることながら、夫のことも心配です。



昨日の番組の中で、「要介護1」 と認定された独り暮らしの方の話が紹介されました。 まずは歩けて、一通り日常生活ができるが、時々認知症 (分かりやすく言えば、まだら呆け…) 。 しかし、部屋の中は足の踏み場もないほどゴミの山で、食べた茶碗も流しにそのまま、ケアースタッフの方が訪問されれば、或る時はモノを投げつけたり…。 どんなにその方に、ホームに入るように勧めても、頑なに拒否されてしまうとか。 いま、予備軍を含めて認知症の方は全国に800万人もおられるそうで、85歳以上は4人に1人が認知症だそうです



問題なのは、独り暮らしでまだ何とか生活できている人です。 行政の支援の受け方や、周り近所に助けを求める事もできないわけです。 ゴミの山の中で寝起きをしている人に、ホームに入る決断を迫っても、まともに判断出来なくなっている人に、決断を求めるほうが無理だと思いました。 これはどこかで、代わりに判断して上げる人が、絶対に必要ですよね。 
国は在宅介護の方針を進め、病院も3ヶ月で追い出される。 地域医療も介護も、人手不足で手が回らない・・・。 独り暮らしの方だけでなく、老々介護の現実もあります。 一昨日放送された 「ある日母が認知症に…」 の内容も、NHKを定年退職した男性の、母親の介護の実録が紹介されましたが、 地域医療・介護も後追いで、殆ど何の役にも立っていませんでした。(泣) 
スイマセン、すっかり暗い話になりました。 先のことをクヨクヨ考えても仕方ないと思いますが、どんな人も避けて通れない問題ですよね。
                                          
さて今、問題の特定秘密保護法案について、Twitterで流れてきたニュースをお知らせしましょう。 
壺井須美子 さんの紹介ついに、国連人権高等弁務官事務所がうごいた。特別報告官が声明を発表し
「特定秘密保護法案は、秘密の範囲が非常に広くてあいまいで、透明性を脅かすおそれがある」
と懸念を示し、日本政府に対してさらなる情報の提供を求た。

今日も国会中継を時々見ていました。 「税金の無駄遣い」、民主党の蓮舫議員も質問していましたが、質問を聞いていると国民に知らされていない事が実に多くて、その上 特定秘密なんて、何を考えているのでしょうね~?? 5000億円も借りていて、曖昧な答弁を繰り返す どなたかの尻尾きりで、これらの問題にも幕引きをしようとしているのでしょうか。
コメント
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