ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

音楽のこと(3)

2020-07-25 20:53:00 | 音楽
初めて井上陽水の曲を聴いたのは
中学1年の時でした。

当時大学生だった親戚の人が
井上陽水と
五輪真弓と
五つの赤い風船と
ガロの曲を入れたカセットテープをくれたのです。

それで私は
すっかりその世界に入り
特に
陽水に心酔しました。

アルバムを買い
毎日毎日
陽水の曲を聴き
それは
まるで「母乳をのむが如く」

たしか中学2年の時、
モップスの解散コンサートの前座で
陽水が出るという情報を
母がラジオで聞き、
初めて
コンサートに行きました。

中野サンプラザで
あの時
どの曲を歌ったのか、
よく覚えていません。
「傘がない」は歌ったかな、、

ギターも練習しましたが
私が弾けるようになったのは
「あどけない君のしぐさ」のイントロと
「家へお帰り」を少しだけでした。


大げさですが、
中学時代は
井上陽水の曲で
生きていました。

私にとって
あの頃の陽水の曲は
とても尊い
大切な音楽です。











音楽のこと(2)

2020-07-25 20:26:00 | 音楽
「いつもの小道で」は
「こんにちは赤ちゃん」のB面だったと思います。

この曲を聴いたのは
3歳くらいだっだと思います。

母がこの曲が好きで
よくレコードをかけていたのでしょうか、、
だから私も
自然に覚えたのかもしれません。

今のように
「リピート」の機能はないので
何度も
針を落としたり
あげたりしなくてはならなかったと思います。

この曲も
私の中で生き続けている大好きな曲です。




内側にある音楽のこと (1)

2020-07-25 15:28:16 | 音楽
最初の音楽の記憶は
2歳か3歳か
それより前に聴いたのか
わかりませんが
外国語の曲です。

その曲は
三拍子でワルツのリズムです。

「アンドゥトゥア、アンドゥトゥ」と
男の人が歌うと
女の子がとてもうれしそうに
笑うのです。
私はこの曲が大好きでした。

でも
題名も歌っているのが誰なのかも
わかりませんでした。

この曲は
ずっと
私の内側にあったのですが

数年前、
ツイッターで
この曲の楽譜を書き
「どなたかこの曲の題名を教えてください」と投稿したら
すぐに
教えてくださり

フランス語の歌で
アンドレ・クラヴォー
という人が
歌った
「パパと踊ろうよ」という曲であることが
わかりました。

今でも
私の中で生きている大事な曲です。


コロボックルのこと

2020-07-25 00:28:00 | 日記
佐藤さとるの「誰も知らない小さな国」を読んだのは
小学4年の時でした。

学校の図書室のドアを入って
一番右の棚の
下から2番目あたりに
その本はありました。

私はその本を借りて読み、
コロボックルを知りました。

そして
とても夢中になったのです。
でも
コロボックルのことは
誰にも
話さなかったし
その本は
出来るだけ長く借りました。
そして
返却してからも
絶対に秘密にしたくて
誰にも見つからないように
わざと
棚の一番下の端に入れたりしました。
そして
その本がちゃんとあるかどうか
毎日確認していました。

だから
多分
あの頃
あの小学校の図書室で
「誰も知らない小さな国」を
借りた人は
いなかったと思います。

6年生になった時には
「誰も知らない小さな国」も
それに続くシリーズも
全部買ってもらいました。
今でも
家の本棚にあります。

けれど
あれから
一度も読み返していないので
物語の内容は
すっかり
忘れてしまいました。

ただ
あの頃
コロボックルと
いつも一緒にいたような
気持ちだったことは
よく覚えています。

あれから
数十年、経って

先日
有川浩作の
「誰もが知ってる小さな国」を
娘が送ってくれました。

私の大好きな
村上勉さんの描くコロボックルたちが
その本の中にいました。

私も佐藤さとるさんと同じように
一気に読みました。

「ぼくたちに、
コロボックルを、ありがとう。
ぼくたちが、
コロボックルを好きなままで、
大人になれるように育ててくれて、
本当にどうもありがとう。」

「誰もが知ってる小さな国」の
最後の3行で、泣きました。