ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

荒れた海の思い出

2020-07-29 22:02:00 | 
何年か前、
関西地方に大きな台風が来た翌日に
いとこめいと
明石の海でSUPをやりました。

その日は晴れ、南の風風速6メートルで
海は荒れていました。
そんな中、SUP体験の若い女性たちが多勢来ていました。

私たちはボードを借りて海に出ました。
大きな波に向かって海に出るのは
少し勇気が入りますが、
意外とひっくり返らないのです。

波が、前からも横からも後ろからも
とにかくいろいろな方向から来て
とても立っては漕げませんでした。

正座して漕ぎましたが、
漕ぐというよりも
パドルでバランスを取るという感じでした。

荒れた海でのSUPは
ドキドキしながらも
ワクワクして
とても楽しかったのです。
(人の目がたくさんありましたし、危険なので遠くへは行かないように言われました)

若い子たちもキャーキャーいいながら
ボードに乗っていました。

荒れた海でわかったことは
ボードは人が乗っているとひっくり返らないということでした。
ただ
砂浜へ戻る時が一番怖かったです。
波に飲まれて必ず
ひっくりかえりました。
そして自分とボードの位置はうまく取れず、ボードよりも岸側に
身体を置いてしまい、
危なかったです。

絶対に自分では
選ばない海でしたので、
とても貴重な体験、思い出となりました。







今日のこと

2020-07-29 20:32:00 | 日記
それだけが理由ではありませんが
夏休みが欲しくて
今の職に
転職しました。

面接をして
採用が決まって
ほっとして
帰ろうとしたところで
上司にあたる人から
「女性が多いので
いろいろあるみたいなんですが
大丈夫ですか?」と言われました。

その時、私は
「大丈夫です」と
答えました。
そう答える他に
思いつかなかったのです。


そして
今日、
私は、はじめて上司に
軽くSOSを出しました。

「こんなに不満や不平を言わない人ははじめて」と言われながら
頑張ってきましたが、

あまり我慢は良くないと思うし
私にも
普通に感情があることをわかってもらわないと困ると思ったのです。

私の前の人は
何人も辞めているようです。

軽くですが
 SOSが出せて
心がずいぶん軽くなりました。



ネズミさんのこと (1)

2020-07-29 18:47:00 | 日記
今から20年前のこと
この家に家族4人と犬1匹で引っ越してきて
10日くらい経った頃のことです。

土間のかまどの上に、転がして置いたジャガイモに
小さな2本の筋がついているのを見つけました。

それは
5ミリくらいの2本の筋で
私はネズミを見たことはありませんでしたが、
きっとネズミがかじったのだろうと
思いました。

その小さな歯跡はまるで
ハートのような形でした。

ネズミは
私たちと同じ哺乳類です。
もっとも小さな哺乳類かもしれません。

その小さな歯跡が本当に可愛く愛おしく
私はネズミさんを大切にしようと決めました。

ネズミにさん付けをするのは
父からの教えです。
父は、私が若い頃、なくなりましたが、
とても化学的、数学的な人で
父の手帳には
私には
わからない記号がびっしり書いてありました。
そんな父が
「ネズミは人間の言葉がわかるから、ネズミさんと呼ぶこと」
と言ったのです。

この言葉を引き継いて
我が家では
ネズミさんと呼んでいます。

ネズミさんは越してきたばかりの私たちに、歯跡のメッセージを送り
私が、それを受け取ったことがわかったのだと思います。

ネズミさんは
言葉だけではなく
きっと
人間の心もわかるのだと思います。


そのかわいい歯跡はきっかけに
ネズミさんとの同居生活がはじまりました。




ひそかな夢

2020-07-29 16:46:00 | 
夢は叶う、ということは
あると思います。

20代の時から
山に住むことに憧れて
古い家に住みたいと思っていました。

山も、木も
川も、海もないところで育ったので
自然に憧れたのだと思います。

その夢は
数十年後に叶い、
今、こうして
山の中の
古い家に住んでいます。

そして
今、
本当にひそかに
海のすぐそばに住みたいと
想いがあります。

そうしたら
毎日
海を眺めることができます。

毎日、海を散歩することができます。

ボードもカヤックも
すぐできます。

海を日常にしたいなぁと思います。

でも
この200年の家は
私の生きる基準のような存在です。


海のそばに住みたいと言う夢は
まだ本当にひそかな夢です。