昨年は
息子から借りたキングダムに夢中になりました。
普段は全く漫画を読まないので
理解するのに、とても時間がかかりましたが、
キングダムノートを作って、あらすじやセリフを書いたりして
読みました。
間違っていたり、勘違いも多いと思いますが、
大好きなキングダムのことを
少しずつ書こうと思います。
初めて真剣を持ったのは
漂が、命からがら信の元にたどり着き
漂から地図を受け継ぎ、黒卑村へ向かった時だったと思います。
信は、
背中に漂の真剣を担ぎ、
腰に今まで漂と共に修練に使っていた木刀をさし
黒卑村へ向かいました。
私はてっきり
信は、
黒卑村で
出迎えた数人を斬り殺したのだとばかり思っていましたが、
よく見れば
信は背中の真剣を抜かずに木刀を使ったのですね。
信が「俺たちの剣は天下に轟く剣だ」といったのは
木刀のことだったのだと何回か読んでやっと分かりました。
映画では、
木刀ではなく、
真剣の鞘のままで
相手を倒しました。
信が初めて真剣を抜いたのは
そのあとの徐完との一騎打ちでした。
「ガラララ」と音を立てて、
たぶん、とても重いであろう真剣を初めて抜いたのです。
信は
懸命に闘うも徐完に弾き飛ばされ
「勝てるわけがない」と思いますが、
政の言葉で再び復帰して
とどめを刺す寸前にまで
徐完を倒しますが、
最後にとどめを刺したのは政でした。
政は
漂から信のことをよく聞いていたので、信の長所も短所もよくわかっていたのだと思います。
「私が勝てない猛者でも信はその猛者に勝てます」という漂の言葉を聞いていたので
政は信の力を初めから信じていたけれど、
信には「殺気を跳ね返す精神力」が培われていないことがもわかっていたので
ムタの殺気に怯んだ信に「不退こそお前の武器だ」と激を飛ばし
信の力を発揮させました。
信と漂の二人の修練の場面は、あまり出てこないけれど、
剣術のほかにも
相当いろいろな場面を想定して修練をしていていたのだろうし
闘いのルールみたいなものも
剣で闘う重みみたいなものも
ちゃんと考えていて
木刀で闘う相手と真剣で闘う相手というのが
よくわかっていたのだろうな、と思いました。