ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

キングダムのこと

2020-07-13 14:11:42 | 日記
昨年は
息子から借りたキングダムに夢中になりました。
普段は全く漫画を読まないので
理解するのに、とても時間がかかりましたが、
キングダムノートを作って、あらすじやセリフを書いたりして
読みました。
間違っていたり、勘違いも多いと思いますが、
大好きなキングダムのことを
少しずつ書こうと思います。

信が
初めて真剣を持ったのは
漂が、命からがら信の元にたどり着き
漂から地図を受け継ぎ、黒卑村へ向かった時だったと思います。
信は、
背中に漂の真剣を担ぎ、
腰に今まで漂と共に修練に使っていた木刀をさし
黒卑村へ向かいました。

私はてっきり
信は、
黒卑村で
出迎えた数人を斬り殺したのだとばかり思っていましたが、
よく見れば
信は背中の真剣を抜かずに木刀を使ったのですね。
信が「俺たちの剣は天下に轟く剣だ」といったのは
木刀のことだったのだと何回か読んでやっと分かりました。
映画では、
木刀ではなく、
真剣の鞘のままで
相手を倒しました。

信が初めて真剣を抜いたのは
そのあとの徐完との一騎打ちでした。 
「ガラララ」と音を立てて、
たぶん、とても重いであろう真剣を初めて抜いたのです。
信は
懸命に闘うも徐完に弾き飛ばされ
「勝てるわけがない」と思いますが、
政の言葉で再び復帰して
とどめを刺す寸前にまで
徐完を倒しますが、
最後にとどめを刺したのは政でした。

政は
漂から信のことをよく聞いていたので、信の長所も短所もよくわかっていたのだと思います。
「私が勝てない猛者でも信はその猛者に勝てます」という漂の言葉を聞いていたので
政は信の力を初めから信じていたけれど、
信には「殺気を跳ね返す精神力」が培われていないことがもわかっていたので
ムタの殺気に怯んだ信に「不退こそお前の武器だ」と激を飛ばし
信の力を発揮させました。
 
信と漂の二人の修練の場面は、あまり出てこないけれど、
剣術のほかにも
相当いろいろな場面を想定して修練をしていていたのだろうし
闘いのルールみたいなものも
剣で闘う重みみたいなものも
ちゃんと考えていて
木刀で闘う相手と真剣で闘う相手というのが
よくわかっていたのだろうな、と思いました。












「四角い虫の話」で思い出したこと

2020-07-13 10:59:00 | 日記
「四角い虫の話」のミドリが
虫食いの箱を思わず投げ捨ててしまったことで
思い出しましたが、

数年前、

ちょうど今くらいの時期に
自分のために作ったお弁当を
持っていくことをすっかり忘れてしまい、
1週間、放置したままにしてしまったことがあります。 

気がついて
アルミのお弁当箱の蓋を開けたら
ご飯の上に2〜3ミリの虫がたくさんわいていて
びっくりして
思わず、すぐに蓋をして
よく見ないまま、中身を虫ごとコンポストに捨ててしまいました。

なぜ、蓋をしたお弁当箱の中で虫がわいたのか、
とても不思議で
未だによく思い出しますが
謎のままです。

それで
その謎を解くために
どなたかに聞いてみたいと思いましたが
そのような人も
思い当たらなかったので
ラジオの夏休みの子ども電話相談に
電話してみようと
考え、
子どもの声を真面目に
練習したりしましたが、
仕事中だったり
タイミングが合わず、
実行には
至っていません、、、

なので
謎のままなのです。


箱のこと

2020-07-13 00:00:00 | 日記
マッチを使い果たしたので
捨てようとと思ったのですが、
よく見れば、
とてもきれいな絵柄のマッチ箱なので
とっておくことにしました。

ふと思い出したのは、
小学生の頃読んだ、佐藤さとるの「四角い虫の話」です。
数十年振りに読み返しました。

ある日、
ミドリは、小さくてきれいなマッチが一本入ったマッチ箱を拾います。

ミドリは空き箱を集めるのが好きで、
大きな箱の中に
いくつもいくつも箱を重ねて大切にとってあるのです。

ミドリは
そのかわいいマッチ箱も
幾十にも重ねた箱の中に大切にしまい、
もしかしたら
魔法のマッチかもしれないなどと想像するのですが、
いつしかマッチ箱のことを
忘れてしまいます。

箱の中で
マッチは四角い青虫に変身します。
青虫はかわいいマッチ箱を食べ、
次々に箱を食べて成長し
脱皮をし、
まゆとなり
まゆから羽のある四角い虫になりました。

ある日
ミドリは箱の中で
パタパタと虫が暴れているような音を聞き、
一番上の箱を開けてみました。

すると
箱にはいくつも穴が開いていて
ミドリはがっかりして
虫食いだらけの箱を庭へ投げ捨てました。

その時、
四角いからだの青いきれいな虫が飛び出していったのを
ミドリは見たのですが、
箱のかたまりを燃やしてしまいました。

・・・・・

あれから数十年経って
ミドリもおとなになり、
マッチ箱のことを思い出しているかもしれません。
そして、
四角い虫をたしかに見たことも。

二度と、出会えない四角い虫のこと。