実家には
私と妹が遊んだリカちゃん人形があります。
妹がリカちゃんで
私はタミーちゃんでした。
赤いビニールでできたリカちゃんハウスもあります。
それらで
娘と
甥と姪が
よく遊びました。
彼らも皆成人し
今、
私の孫が
リカちゃんで
遊ぶようになりました。
先日、
私が
実家に帰った時、
他県に住む孫から
テレビ電話があり
「リカちゃん、連れてきて」と私に言いました。
私は
「今、リカちゃんはお出掛けしてお留守なの」と答えました。
実は、
私はリカちゃんに
カヤックのロールの練習を
手伝ってもらっていたのです。
リカちゃんを
厚紙で作った簡単なカヤックに乗せて
セロテープで留め、
リカちゃんの両手には
パドルに見立てた歯ブラシを
持たせて。
けれど
孫が
何度も
「リカちゃんに会いたい」と言うので
私は
カヤックに乗った
リカちゃんを連れてきました。
歯ブラシを持って
お船に乗った
リカちゃんに
孫は特別な反応はありませんでしたが、
そばで見ていた娘は
「何やってるんだろう、、」と思ったと思います、、
私は
リカちゃんのおかげで
少し
ロールの動きがわかりました。
それにしても
半世紀近く前のリカちゃん人形は
腰もちゃんと
動くようになっていて
ロールの練習に
活躍してくれました。