ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

あの娘のこと。

2021-11-26 14:40:00 | 日記
あの娘がまた来た。
よほどお腹が空いているのか、
明るいうちに。

小さなまぁるい身体で
一生懸命、
土を掘って食べ物を探している。

夫が見つけて
コラッー!と怒鳴った。
あわてて山の斜面を登るあの娘。

夫は
気品がある、と言ったけれど
私は
あの娘のことなんか
全く興味のないように装う。

きっと何かの事情で
家族と離れ離れになってしまったのだと思う。
だから
親から多くのことを学んでいないのかもしれない。
昼間から
こんなところに来るなんて
無防備すぎる。


本当は
あの娘の後をつけて
山に行きたい。

ともだちになりたいけれど
もう里には降りてこないでほしいと
言いたい。

私は
山で安全に生きていってほしいと
思う。
だから祈る。

あの娘の安全を
強く願っているのだから
願いが通じてほしい。










中村屋のこと。

2021-11-25 18:23:00 | 思い出
夜勤のある仕事をしていた時、
たいていは
一睡もできないで
朝を迎えていました。
仮眠ができたとしても
とても苦しい朝を迎えます。

あの頃、
母が骨折して入院していたため
夜勤明けに必ず
病院へ行きました。

電車でたっぷり1時間睡眠をとり
そのあと
中村屋に寄りました。
「インドカリー」を注文して
食後にチャイもいただいて
とにかく
ひたすら
できるだけ深くボーっとして
疲れをとっていました。

中村屋には
私の好きな人がいました。
彼女は
とてもよく動きます。
とても軽やかに。
にこやかに。

そしていつも
すみからすみまで気を配り、
そのやさしくて
あたたかい視線が
とても好きでした。

彼女が
仕事が終わり、控え室に入ると
まず白いスニーカーを脱ぐ。
たぶんきっと人一倍店内を
歩き回るので
足がとても疲れている。
神経も疲れている。
でも
彼女はやさしいから
他のスタッフに気を配る。

そんな風な人。

そして
もう一つのお目当ては
中村彝の「少女」。

数十年前はもっと良いところに
あって
私はずっとこの絵が本物だと
信じていました。

今は
奥の方にあります。














大好きな曲。

2021-11-24 18:26:00 | 音楽
宿題に集中できなくて
つい
懐かしい曲を聴いています。
好きだったなぁ〜この曲。

奥村チヨ「執着駅」

終着駅
     詞:千家和也
     曲:浜圭介
落ち葉が舞い散る停車場は
悲しい女の吹きだまり
だから今日もひとり 明日もひとり
涙を捨てにくる
真冬に裸足は冷たかろう
大きな荷物は重たかろう
なのに今日もひとり 明日もひとり
過去から逃げてくる

一度離したら二度とつかめない
愛という名のあたたかい心の鍵は

最終列車が着く度に
よく似た女が降りてくる
そして今日もひとり 明日もひとり
過去から逃げてくる

一度離したら二度とつかめない
愛という名のあたたかい心の鍵は

最終列車が着く度に
よく似た女が降りてくる
そして今日もひとり 明日もひとり
過去から逃げてくる

快適な睡眠のために。

2021-11-24 15:15:00 | カヤック
一昨日から
実験的に、床に寝袋で寝ています。
テント内で
快適な睡眠のために
どんな工夫をしたら良いのか
知るためです。

たとえ寝袋が薄くても
着込めば、ある程度
寒さは大丈夫ということがわかりました。

ただ
床が硬くて
冷たくて
朝起きた時
身体の節々が痛い。

床は平らですが、
砂浜だったらやわらかいかな、、
でも石の海岸だったら
厚手のマットが必要かも。

ということで
今日はマットを一枚足して
寝てみようと思います。

そして、
今回わかったのは
枕がとても重要だということです。

たしかに頭の中には
大事な脳が入っているのだから
特別大事にして
しっかり睡眠をとって
休まないと。


今朝は
庭でキャリーを初めて
使ってみました。

カヤックをキャリーに乗せる時
かなり気合いがいりますが、
乗せてしまえば
楽々引くことができて
感動しました。

使える海岸があるといいな、、と思います。




ウィスキーの小瓶。

2021-11-23 15:02:00 | 音楽
今朝、
空になったウィスキーの瓶を
片付けながら
梅酒を入れようか
アロエ化粧水を入れようかなどと
考えていた時
フッと口に出たこの曲。

すらすら歌えて自分でも
びっくりしました。
とても懐かしい曲です。
よかったら聴いてください。

ウィスキーの小瓶
     曲詞:みなみらんぼう

ウィスキーの小瓶を口に運びながら
涙と思い出を肴にして
酔い潰れてしまいたいなどと
思っているこの僕を
貴女がみたら子どものようだと
きっと僕を笑うだろう
わかっていながら
飲む男の気持ちなど
貴女は知りもせず

列車の窓に僕の顔が写る
なんてみじめな姿なんだろう
戯れだと思っていた恋に
打ちのめされてしまうなんて
こうして誰もが大人になってゆく
そんな話をどこかで聞いたっけ
人間同士の辛い別れという劇を
僕が演じている

こうして誰もが
大人になってゆく
そんな話をどこかで聞いたっけ
人間同士の辛い別れという劇を
今、僕が演じている