百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
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ニホンカワウソ

2017-08-21 21:44:30 | Weblog
先日琉球大学は、日本で絶滅したとみられていたカワウソが、38年ぶりに長崎県の対馬市で確認されたと発表した。
正式には「国内で生きた野生のカワウソを撮影したのは38年ぶり」というのが正しい表現なのかもしれない。
というのは種の特定まではできなかったものの、動画(ツシマヤマネコの調査で設けた自動撮影装置が捉えた)で専門家がカワウソであることを確認したからだ。
明治時代には全国に分布していた「ニホンカワウソ」は、対馬にも江戸時代に生息していたという記録があり、生きた姿は1979年に高知県で目撃されたのが最後になっていた。
乱獲と環境悪化が、絶滅の主な原因と言われているがほんとうにそれだけなのだろうか?生きることに貪欲な“野生の力”は、本当に何が原因で減退させられたのか、われわれはもっと自然から学ばなければならない。