百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

梶井基次郎文学碑

2019-07-09 23:29:17 | Weblog
梶井基次郎の『城のある町にて』の有名な「今、空は悲しいまで晴れてゐた。」以下が刻まてれいる文学碑が、松阪城跡にあった。

そういえば「ある午後」の中で
「今、空は悲しいまで晴れていた。そしてその下の町は甍を並べていた。
白亜の小学校。土蔵づくりの銀行。寺の屋根。そしてそここに西洋菓子の間に詰めてあるカンナ屑めいて、緑色の植物が家々の間から萌え出ている。ある家の裏には芭蕉の葉が垂れている。糸杉の巻き上がった葉も見える。重ね綿のような格好に刈られた松も見える、みな黝んだ下葉と新しい若葉で、いいふうな緑色の容積を造っている。
遠くに赤いポストが見える。」

種苗屋さん

2019-07-09 00:14:03 | Weblog
いろいろなタイプの種苗屋さん(タネや苗を売ってくれるお店)があるが、大阪・天王寺の駅前商店街に1809年(文化6年)創業の江戸時代から続く種苗販売店がある。
こんな都心にこんな種屋さんがあるんだ。
しかもこだわりの銅製如雨露も天井にぶら下げられている。種や苗だけではなく、盆栽のようなものも販売されている。
こういうお店だと、若者達も入りやすいのかもしれない。
天王寺といえば、「天王寺かぶ」
やはり種は私たちの“命”だといえる。