百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

進化

2017-05-22 00:25:25 | Weblog
人類が猿人からの進化だとする考え方と、全く関係のないものだとする考え方がある。後者は宗教上の理由ではなく、化石等の分析結果に基づくものだと言われている。
DNA鑑定がある程度の信頼性をもって実施される時代になるとどういう繋がりが過去と現代にあるのか、その繋がりが論理的に明確になる。
進化することが善で退化することが悪である訳ではなく、染色体で過去を引きずりながらバトンタッチを繰り返す。
ではもっとも最初はどこからなのか?そういうことにこだわることが問題なのか?何にこだわるべきなのかべきなのか、なんとも単純なことなのに奥が深い。

風葬

2017-05-21 00:53:03 | Weblog
沖縄・石垣島で見つかった旧石器時代の人骨は少なくても19人分あり、出土は世界最大級だという。遺体をわざわざ折り曲げ岩陰に置くという「風葬」のような葬送方式をとっておりなんとも興味深い。
葬儀の方法として「鳥葬」や「水葬」等「土葬」「火葬」に至るまで様々な方式がいろいろな歴史の中で展開されてきたが、その民族や宗教によって全く考え方が異なる。
例えばあの「漁夫の辞」で屈原は「魚のエサになった方がましだ。」と言っという。そのことから、その当時中国では「水葬」のような方式はもっとも嫌われる葬送方式だったことがうかがわれる。

仏像

2017-05-19 22:49:06 | Weblog
仏像には様々な種類の木材が巧みに使われてきた歴史があるが、もっとも多いのは檜のようだ。
しかし檜が主流になったのは奈良時代以降で、それ以前はそのほとんどがクスノキでつくられていたという。
仏像にサインを初めて入れたのは運慶と言われており、運慶の仏像には格調だけてはなく、激動の乱世を反映した厳しさがどことはなしに感じられる。

スジャータ

2017-05-19 00:39:49 | Weblog
スジャータは名古屋の『めいらく』グループのつくるコーヒーフレッシュの名前。
なのですが、このスジャータは実は苦行の末、苦行のみでは悟りを開くことはできないと認識し修行を中断して責めてやつれた身体を清めるために沐浴し倒れてしまった御釈迦様に乳粥(ヤギのミルク)を飲ませて助けて下さった女の子の名前だそうです。
この女性がいなければ御釈迦様が悟りを開くことはなかったとするなら、このスジャータはなんともなんともわれわれにとってありがたい存在だということになりますね。

木々の緑

2017-05-17 22:29:52 | Weblog
木々の緑
緑にもいろいろある
薄い黄色
淡い黄緑色
薄い緑色
濃い黄色
濃い緑色

この時期だけ「僕はここにいるよッ!」と
大きな声で叫んでいる木(奴)
「ボクハココ・・・」と
震える小声で呟いている木(奴)
少し隠れようと思っている木(奴)
他人よりも前に前に、高く高くと思っている木(奴)
なんともわさわさプルプルする初夏の山々

広島

2017-05-16 21:41:15 | Weblog
昨日は半年振りの広島だった。
駅の再開発が本格的に進み、他の地方都市と同様に中心市街地(紙屋町、基町地区)への人の流れが今後どう変化していくか、中心市街地にとっては予断を許さない状況なのだろうか。
大都市には珍しく地下鉄がなく、路面電車とバス交通が発達している。特にそごう広島店と同居する広島バスセンターは今年で60周年を迎え、1日に最大6,000台の処理能力を持つと言われている。

あれから43 年

2017-05-15 20:31:12 | Weblog
今日でセブンイレブンが豊洲で産声をあげて43年を数えるという。
当初、誰がここまでの巨大小売業への成長を予測しただろうか?
当初からフランチャイズ(FC)を模索してはいたが、まずは自前で様々な課題を潰しこまないといけないということで鈴木前会長自らが店頭に立ち発注し陳列し接客されたことはつとに有名だが、小売の店頭経験のない彼が何故そこまで頑張れたのか?
また、開店初日に豊洲の店舗を訪れた中内功(ダイエー創業者)氏やその後ファミリーマートを起すことになる堤清二(セゾングループ代表)氏は、その後の小売業の未来をどう予測していたのか?
セブンイレブンは今後早急に21世紀型のコンビニのビジネスモデルの構築や加盟店支援の施策づくりに取り組まなければならないというが、もしかするとこの業態なら遅々として進まない地方創生とうまくタッグを組める可能性があるかもしれない。

クラウドワークス

2017-05-14 23:49:11 | Weblog
最近の事業モデルで「働き方革命」にも繋がるネット上で仕事の受発注ができる仕組みをクラウドソーシングというようだが、そのトップランナーと言われているのが『クラウドワークス』で、企業や個人から依頼を受けて、その依頼に対して募集をかけ、15分で発注先をみつけるという。当初は企業も個人も同じ土俵での勝負となりコストや時間の削減は可能だがクオリティの課題が残ったが、現在はクライアントの評価を5段階で可視化することでその課題もクリアしたという。
コスト削減もさることながら、オープンイノベーションはその課題をオープンにすることで知恵を集めやすくなり、かつ話題はツイッターやフェイスブックで拡散され販促にも繋がるという、今後ますます注目される手法となりそうだ。

アーミッシュ

2017-05-13 23:37:37 | Weblog
アーミッシュとは、アメリカに住むキリスト教一派のドイツ系アメリカ人のことで、近代文明を拒否して生活している人々のことをいう。
彼らは電気や電話を一切使わず、車も運転できない。教育も子供達には中学校以上の教育を受けさせない。
そんなアーミッシュは20世紀初頭は5,000人足らずであったが、20年で2倍のペースで増え続け、現在は22万人を超えるに至っているという。

ライ麦

2017-05-12 22:44:44 | Weblog
ライ麦をみると、あのサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を思い出す。
そういえばあのジョン・レノンを撃ったチャップマンの上着のポケットに“the catcher in the rye”のペーパーバックが入っていたという。
子供の頃の夢と大人になって経験するどうしょうもない現実とのギャップ、われわれはライ麦畑で何を想う。