百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

スパイスカレー その3

2020-02-18 21:46:38 | Weblog
スパイスカレーというと
・インドカレーなのか?
・タイカレーなのか?
と訊ねられる
材料の炒め油として、インドカレーは主にギー(インドの乳脂肪製品、バターオイルの一種)またはバターを使用するのに対して(ベジタリアンはココヤシ油など植物油を使う)、
タイカレーは主にパームヤシ油またはココヤシ油を使う
また、味付けにナンプラーという魚醤を使うか使わないか。ナンプラーはタイの調味料で、インドには元々なかったようだ。

スパイスカレー その2

2020-02-17 23:53:12 | Weblog
スパイスカレーは「40種類の秘伝のスパイス」と言われるほど、やたら複雑で手に負えないというイメージをもちがちだが、実はシンプルだというのに人も多い。
というのは、一つのカレーに使うスパイスは案外少なく、2.3種類だけでもできるメニューは沢山あるという
何故か?それは「スパイスの役割は香りづけがメインで、色づけのメインと言われるターメリックでさえも、その個性的な香りが絶妙な隠し味」とカレーの伝道師・渡辺玲さんも言っている
出来るだけ、ひとつひとつのスパイスの特徴を理解し、それぞれの香りをいかし、日本の食材と合わせることで独自のスパイスカレーをつくってみたいものだ

スパイスカレー

2020-02-16 20:26:44 | Weblog
今日は20種類のスパイスを調合(⁈)して、いろいろなタイプのスパイスカレーにチャレンジしています。
現代の日本の社会でスパイスを混ぜ合わせ炒めてルーを作るなんてことは、なかなか大変なことで、・・・と思いきや、結構そんなに手間がかかる作業ではなく、スパイスだけ事前に準備できていれば弱火で5〜6分炒めるだけで基本は出来上がり。
でもある人に言わせると「熟成させた方が良い」そうなので、しばらく瓶に入れて寝かすことに。
スパイスもいろいろあって奥が深い、できればすべてのスパイスを自ら栽培したいものだが、明らかに日本では栽培できそうにないものもあり、それらを除いてあとは国内で栽培できる日本独自の香辛料を調合して、オリジナルの自家製ルーづくりに挑戦してみたい(いつのことになるやら・・・)

点と点

2020-02-15 20:57:14 | Weblog
「点と点は必ず繋がる」とスティーブ・ジョブズはあの2005年のスタンフォード大学でのスピードで述べたという
前提は、凄く禅的な考え方で、「時間は“今”しかない」過去は過去の“今”であり、未来は未来の“今”であること
ということは、“今”をどう生きるかであり、過去や未来を生きることは私たちには決してできない
自らがやりたいこと、直感を大切にすることで、それぞれを自分のモノとし、それらを客観視し平準化する事で一般化すると応用が可能となる
自分の行ないや経験は全て自分の中に蓄積され、あらゆることが自分にとって無駄にはならない
この考え方が「点と点は必ず繋がる」という考え方の原点であり、そのためには“今”をどう真剣に生きているかが大切になってくる
そこで彼はもうひとつの見解として「将来をあらかじめ見据えて点と点を繋ぎ合わせることはできない」とも述べている
やはりそこには近道も奇策もなく、ただひたすらにやりたいことをやり続ける、直感を大切にしながら、ということなのだろう
なんとも奥が深い

カマキリの孵化

2020-02-14 23:58:38 | Weblog
2月だというのにこの陽気
3月中旬、下旬のこの陽気に誘われて、なんと「カマキリの孵化」が始まった
通常は4〜5月だというのに
寒さが戻らないことを願うばかりだが、
まだまだ数度、寒い時はあるだろう
その時をなんとか乗り越えてくれると、
本当の“春”が君たちをあたたかく育んでくれるだろう

茶の湯

2020-02-13 23:24:05 | Weblog
「日本人は単なるものに接する時も、神に接するが如く敬意を払う。その心のありようはどこから来るのだろうか」。
楽直入氏はそういう“西洋の視線”について「彼らにとって茶は音楽であり哲学、信仰であり、何より人生なのだ。」と結んでいる。
茶の湯は楽譜のない音楽
茶は静かなバロックだ
光と闇、物と空間の簡潔さ
全ての関係が完璧で美しい
茶を点てる茶筅の音、きぬ擦れの音
全てが美しく流れている
私たちは見えないものを見る
聞こえないものを聞く
感じる“力”を取り戻す必要がある

仙厓

2020-02-12 21:26:45 | Weblog
「夫茶心は、在心不在術。
在術不在心。心術並忘。
一味常顕る也。」

茶道は、心に有って心に有らず 術に有って術に有らず 心術並び忘するところ 一味常に顕るる也 茶湯の妙道也

なんとも奥が深い

春の陽気

2020-02-11 21:54:53 | Weblog
昨日とはうってかわり、今日はあたたかい一日となる
今日は、いつもより1ヶ月半遅れで、トマトの種取りをする
今年もなかなかいい種がとれそうだ
よいタネは、おそらく元気に大きくなって、今年もまた、美味しいトマトを育ててくれるだろう
有り難いことだ

米アカデミー賞

2020-02-10 20:50:39 | Weblog
米映画界で最高の栄誉にあたるアカデミー賞の授賞式が本日あった
前評判の高かった韓国映画「パラサイト 半地下の家族」がなんと、外国語映画としては初の作品賞を受賞した なんとも素晴らしい‼︎
1929年に第1回が行われてから92回にわたるオスカーの歴史において、英語ではない外国語の映画の受賞は史上初であり、映画界に一石を投じたことは間違いなく、今後の映画史を大きく塗り替えることになるだろう
今回はコミックから生まれたものや動画配信大手のものなど、新しいカタチからのアプローチが注目されていた
時代の変わり目なのだろう
いろいろなものが壊れ、また新たに創造されていく、ピンチであり、大きなチャンスでもある

雪景色

2020-02-09 20:54:37 | Weblog
朝起きるとそこには白い世界が拡がっていた
冷え込むなぁと思っていたら、朝、屋根は真っ白、道路にもうっすら雪が積もっている
今年は「雪が降らない」とボヤいていたが、
いざ降ると仕事の段取りが変わってしまう
「雪」で思い出すのが、やはり「雪国」
「雪国」の冒頭
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」
こんな書き出しができる川端康成はどんな人物であったのかというと
「女好きの睡眠薬中毒」と言われて、妻、秀子は夫の自殺について「夫は自殺じゃない、事故だったと思うわ」と語ったという
秀子からすると突発性の自殺で事故のようなものということらしいが、康成の死後、30年長く生きた彼女は晩年どういう気持ちでその一生を歩んだのか大変興味深い