今日もこの時間クタクタだけど、眠くはない。
体内時計を戻すために、午前から昼にかけて2時間ほどねたからた。
仕事が済んだのに、
職場の庭の、西洋パセリを見ながらお喋りしている同僚らに、
お先に〜と言い残し、私は帰宅。
ゆーちゃんの夕食を作り、
私はっていうと、缶ビールと、ワラビのお浸し。
簡単に夕食も作ったけど、食べる気にならず。
ゆーちゃんをお膝に乗せて、ふっと思う。
1人で生きるのが、大変。
離婚した直後から、あんなに声がかかったのに、
私の全てを受け止めると、中には母まで面倒みるからと、
こちらに移住してからも、何件かあったのに、
なんで、私は結婚しなかったんだろう。
中には、地位も財産もある男もいた。
生き抜くために?生活者として、
心など犠牲にすべきだったかもしれない。
一緒に暮らせば、意外と居心地の良い相手だったかもしれない。
生きる術としての結婚をすすめる友もいた。
いいじゃないの、昔から、結婚は生きるためだったのよ、と。
「生活のために身売りするような結婚はしたくないわ」
と私は反発した。
若かったかな。。いつまでも若いわ。
未熟という意味で。
生きるズルさが足りない。
生涯生きるに足る金銭面にしろ、
てか、全く足りないどころではないが。
例えば、なんでこのホースのネジは取れないの、とか、
娘に振り回されるのを、どう判断すればいいの、とか、
ゆーちゃんのお目々は白内障かな?とか、
小さな日常の迷いすら、話し合う人の無い助けの無い日々を、
お一人様という。
熱望されても、バサバサ切った私の末路は、
母の迎えが来た夢にホッとし、
宝くじの当選をひたすら願い、
表面は仲良く働く、実は全く異種の同僚らと話を合わす、
こんな生活?
絶大な愛、私だけを人生かけて愛して死ぬ男に出会う。
そんなことを願い続けた、浅さはかで愚かな望み。
たったひと缶のビールじゃ足りない。
飲みたい夜がたまにある。