ともちゃんの湯巡りと日帰り撮影隊の記録

公休日に出かけた先の温泉や風景をアップしてます。

最後の一冊

2011-10-01 21:11:00 | 日記
五条瑛書「ROMES 06」完読、昨日の通院日に*(病院)*で読もうと思って持っていった娘から借りた最後の一冊 原田マハ書「#9」日本ラブストーリーの第一回受賞者だという、ってことは恋愛小説、私の好きな分野ではない、でも他に本もなく仕方なくバックに入れて*(病院)*に。

待合椅子に陣取り、本を読み出すと何故か涙が止らない、冒頭から悲しい場面が書かれているわけではないのだがこの人の書く日本語は繊細で文体が好きだ。娘がしおりに使っていたであろう宝島社のしおりには「私は作家になります。」と書かれている。才能は誰にでもあるわけではない、原石がなければ磨いても輝かない。

30日締め切りの公募、原稿用紙を書き直し書き直し、やっと投函、その日の夜、夢に義母が出てきた。寝ている私の掛け布団の左下に立ち私の布団を引っ張り顔を覗かせている。その後に出てきたのが息子、公募の内容は息子に関すること、義母も息子のことを守ってくれているのかもしれないと思った。主人が事故で入院中、我が子を育ててくれたのは義母だった。

昨日は私の母の命日、姉の*(家)*に着いたのは夜8時過ぎ、義兄に挨拶、仏壇に手をあわせた。姉とは6つも違う。震災の夜の主人の事故のことを話し、*(車)*の運転はしなくなったことを告げ、最近の体調の変化の事も話した。姉は介護の仕事をしているので話の飲み込みが早い。「お父さんのことはあなたしか判らないと思うからちゃんと見ていてあげてね。」と言われた。

そう、主人のことは私しにしか判らない。来年の三重行きのことも話すと「行ける内に行かないと行けなくなるわよ。」と、話を判ってもらえると心強い。

*(病院)*が終わってから鳥海山麓の*(温泉)*に行ったのは良かったのだが帰りにみちに迷い、鳥海山の5合目まで登ってしまった。間違いに気づきUターン、ようやく法体の滝に辿り着き、そこから順調と思いきやまたもや主人が道を間違えた。

もう一軒、*(温泉)*立ち寄りたかったのだが*(バツ)*私が助手席でナビ代わりをしていたときは地図を片手に主人に指示を出していたが、主人は道に迷っても地図を開こうともしない*(ジロ)*仕方なく途中で*(車)*を停め、私が地図を確認、走っていると次の信号を右折しろと言う*(困る)*なんで*(激怒)*

肝心なところで力になってくれなくていらないところでいたずらに指示がでる*(ショック)*いつもなら疲れきっているははずなのに夕べは*(本)*が待っていた。一時間かけて完読、最後まで*(涙)*が流れっぱなしだった。恋愛小説ってこんなに泣けるもの*(!?)*

正直、棺桶に入れてもらいたい本になった*(ニヤ)*



コメント
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