ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

静かに二人で

2006-04-17 18:59:11 | インポート
昨日の午後に娘と孫の大葵は中野の自宅に帰りました。
急に静かになって夫婦は気が抜けた様な気持ちになっています。「静かだねー」と言いつつ夜は二人でひっそりとTVを見て過ごしました。

今日は朝から風もほとんどなく暖かな一日でした。久し振りに一時間程の散歩。体重が少し増え気味でヤバイと思っています。それでも大好きな我が街の遊歩道を歩いていると、本当に気持ちが晴れる思いです。

そして最近DVDにリリースされた「蝉しぐれ」を借り出して夫婦で鑑賞。
大好きな藤沢周平の傑作小説の映画化であり、映画館には行かなかったが、是非にも見たい作品でした。郷里の山形は庄内地方が舞台だ。雄大な鳥海山を背景に貧しい武家の若者二人の生活がある事件から一変し、否応なく藩の抗争の中心に放り出される様が描かれている。しかしかなり原作を忠実に描きながら、主人公の牧文四郎が何故にあれだけ強いのか、修練の日々が描かれていないのが不自然だと思う。又、おふく様の木村佳乃は時代劇にはふさわしい役柄とはいえず、市川染五郎とはしっくりとは見えないのが残念。
わざとなのか画面がくすんだ感じで、最近の映像技術から言えばやはり物足りない。

この「蝉しぐれ」は既にNHKの金曜時代劇で8回連続物で放映されており、出来から言えばやはりNHKのドラマ化の方に軍杯を挙げたい。

結論から言えば平凡作だろう。
コメント (2)
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