ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

接戦

2006-04-24 22:54:49 | インポート
昨日の千葉7区衆議院議員補選はまれに見る接戦で民主党の新人女子候補が当選してしまった。
あれだけの総力戦を仕掛けた自民党が小沢代表の戦略に負けたとしか思えない。それにしても小選挙区の戦いが紙一重の差(950票)で決るのも珍しいのではないか。小生の予想では自民党の圧勝ではと思ったがそうはならなかった様だ。

久し振りにに散髪へ。前回どうり短髪にしたがカミさんの辛口批評には閉口した。曰く「○く○」の様だとの事さっぱりとして良いと思うのだが。カミさんの迎えを断り30分程の散歩で帰宅。

午後今日が返還日のDVD「ヴェニスの商人」を急いで観る。中学生位の時に少年少女文学全集で読んだ記憶があるが確りした翻訳本では読んではいないと思う。
さすがシェークスピアーの名作のひとつだけに台本も、台詞も実にスムーズで快い。
ヴェニスのクリスチャン達がユダヤ人を差別し、特に貸金業者を蛇笏の如く蔑んだ様子が重厚な画面で描かれている。特にアルパチーノのシャーロックが秀逸の出来だと思う。そのシャーロックが差別に怒りを爆発させながらの名台詞は実に胸を突く叫びに聞えた。土壇場に裁判官として登場のポーシャ姫が莫大な財産を継承し婿探しをしていてアントニオと結ばれるくだりは、今回の映画で始めて知った。又、シャーロックの娘の逸話も映画でならの話であろう。
映画の出来は「上」の部と思う。さすがにヴェニスの水郷地帯としてのゴンドラの使い方が巧く出来ていた。
コメント
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