射的屋さん

我がマンションは２００戸程の規模の集合住宅である。
７年前から、有志に方の提案で「ＡＬＷＡＹＳ　○○ハイムの夕べ」と題するイベント開催している。
今日はそのイベントの実施の日である。

小さな舞台を中庭に設えて、周辺では焼きそば、焼き鳥、フランクフルトを販売する。
もちろん。飲み物やソフトクリームも用意。
子ども向けに、スーパーボール、輪投げ、くじ引き、さらに射的も用意している。
今年の目玉のイベントには「和風大道芸人」を招待して楽しんでもらる。
最後に大抽選会を実施する。管理組合が用意の賞品に、出入り業者からの寄付品を賞品に充てる。

小生は一昨年、昨年と役員を務めたこともあり、今年は射的屋さんの任務が与えられた。
今夜は雨が心配なのだが、住民の皆さんに充分に楽しんで頂けるイベントなるように祈っている。

射的コーナーもなかなか凝っている。

火花

お笑い芸人、又吉直樹さんが芥川賞を受賞して評判の「火花」を読了した。
一時は本屋の店頭から払底する程のベストセラーになっている。
受賞作を掲載の「文蓺春秋」も何処にもない程の売れ行きである。
ようやく今月の２５日頃には、雑誌も単行本も増刷が出来て店頭に並んだ。

さっそくカミさんも読んでいましたが、なかなか難しいとの感想。
破天荒な先輩芸人との交流の中から、自分の行く道を模索し、相棒の離脱もあり漫才から足を洗う主人公。
とにかく読み終えた感想は、確かな筆致で底辺を歩く芸人たちの悲哀を見事に描写していると思う。

確かに読みにくい文章だが、かの村上春樹さんの文章にも通ずる様な感じを持ちました。