今日の午後、久しぶりにカミさんと映画「杉原千畝」を見てきました。ドイツのナチスがユダヤ人の迫害を続ける中、リトアニアの領事代理だった杉原千畝氏は、本国の承認を得ることなく約6.000人のユダヤ人に、日本国の通過ビザを発行した事実を基に描かれている。
外務省の職員だった同氏は、諜報活動を通じてロシアの動向に多大の関心を持ちながら、リトアニアに領事館設置を命じられて赴任する。そこで見たのはユダヤ人への理由のない迫害の実態である。本国の承認は得られないが、禁止された訳でもないと出国する間際までビザを発行し続ける。
そんな杉原千畝氏は外務省からは弾き出されるが、「日本のシンドラー」として海外でも称賛されるようになり、ようやく2.000年に名誉が回復される。戦後70年を振り返る中で、この様な日本人が存在したことを誇らしい気持ちで拝見したのでした。
映画の場面の多くは実際にリトアニアで長期に亘って撮影され、監督も米国人が務める。主演の唐沢寿明さんは淡々とした演技で好演、映画はやや冗長に過ぎるきらいもないではないが、映画の出来は A ランクだと思う。多くの方の必見をお勧めする。
外務省の職員だった同氏は、諜報活動を通じてロシアの動向に多大の関心を持ちながら、リトアニアに領事館設置を命じられて赴任する。そこで見たのはユダヤ人への理由のない迫害の実態である。本国の承認は得られないが、禁止された訳でもないと出国する間際までビザを発行し続ける。
そんな杉原千畝氏は外務省からは弾き出されるが、「日本のシンドラー」として海外でも称賛されるようになり、ようやく2.000年に名誉が回復される。戦後70年を振り返る中で、この様な日本人が存在したことを誇らしい気持ちで拝見したのでした。
映画の場面の多くは実際にリトアニアで長期に亘って撮影され、監督も米国人が務める。主演の唐沢寿明さんは淡々とした演技で好演、映画はやや冗長に過ぎるきらいもないではないが、映画の出来は A ランクだと思う。多くの方の必見をお勧めする。