ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

下町ロケット

2015-12-21 17:44:11 | TV DVD
TBSドラマ「下町ロケット」が昨夜終了した。帝国重工の宇宙ロケット打ち上げ計画に必要な部品の特許を持つ佃製作所。前半の5話までは特許の売却でなく、部品供給をあくまで主張して、見事ロケット打ち上げに貢献する。そして後半は医療機器であるコアハート(人工心臓)とガルディ(人工弁)の開発をめぐる話題である。

このドラマが20%を超す視聴率を挙げた理由に、あの半沢直樹が活躍するあのドラマに通ずる勧善懲悪のすっきり感があるのだろうと思う。それに主人公が持つ技術者としてのプライドが描かれている事だろう。下町の小企業である佃製作所には、社長の夢の実現に向い合い、従業員も一体となり品質向上を目指して努力する姿がある。苦心の末に多くの心臓病の子供が待つガルディの作成に成功する。同時にデーターの偽装で造られたサヤマ製作所のコアーハートの失敗があり、宇宙ロケットの部品供給も再び戻ってくる。

下町の小企業の技術が大手の企業の手助けになっている事例は多く語られている。そんな企業の経営者を阿部寛が熱演する。他の助演者も確かな演技でドラマを盛り上げてくれる。

コメント (8)
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