大河ドラマの「麒麟がゆく」の前半の見せ場である、今川勢の大軍を迎え撃つ織田信長の苦悩を描いている。のちの徳川家康(松平信康)への働きかけが功を奏し、今川勢への加勢に動かなかった事も幸運であった。また直前に雷雨が桶狭間周辺を襲ったこともあり、休息を取らざるを得なかった今川軍の混乱突いての勝利を挙げた信長勢。見せ場は義元に向かう毛利新介で、カミさんがいち早く「今井翼」くんだと言う。2Mは飛び上がって義元を撃つ場面が面白い。ただ今までに多くの映画やTVドラマで見て来たが、今回の桶狭間合戦はあっけなくあまりの迫力不足は否めないのではないかと思う。帰城する信長を駆け付けた明智十兵衛が出迎える場面、ドラマならではの設定で後に信長に臣下する事になる事実を暗示させる場面だろうと思う。
この大河ドラマ、コロナウイルス禍の影響で撮影が出来ず、当分は休止になるのが残念である。