昨日の散歩の際、NHKのラジオで「琵琶湖マラソン」を聞いた。そのあと青木裕子さんのサンデージョッキーを何となく聞いていたら、岩手県の方から「雪わたり」という、何か懐かしいことを聞いたと話されていた。
宮沢賢治の童話にもある話で、絵本にもなっているので多くの方はご存知だろうと思う。残念ながらジョッキーの青木さんもこの童話の読み聞かせを、子どもたちにされたこともある様だが、実際のことはよく分らないし、見たこともないそうだ。
童話はこの「雪わたり」が出来る日に、兄と妹が硬くなった雪の上を歩いていると狐に出会う。そして狐に導かれて、狐の世界を垣間見るという、非常に幻想的で、ホッとする様な話だったと記憶している。
季節は丁度、今頃の時期になるが、三寒四温の日が続くようになると、降り積もった雪の表面が強い太陽の光で融けてくる。そうして夜になり急に冷えてくると、日中に融けた雪の表面が凍るのだ。そうすると硬くなった雪の表面はぬかることもなく歩けるようになる。これが「雪わたり」だ。
60年程前、郷里山形の片田舎で、小学生だった小生は毎年この「雪わたり」が出来る様になる冬の何日間が大好きだった。通常は通れない、田んぼや畑の一面に雪の積もったところを、最短距離で学校に行けたのだった。大人になってみると難なく歩ける通学路だが、子ども心に大変な道のりだったのだと思う。その当時は「硬雪の日」と呼んでいた記憶もある。
しかし最近は温暖化が急速に進み、冬もあまり雪が少なくなってきている。郷里山形でもこんな体験が出来る日があるのだろうか?と考えてしまった。
この「雪わたり」と言う言葉が、久しぶりに遠い昔になってしまった、子どもの時のことを懐かしく想い出させてくれた。
宮沢賢治の童話にもある話で、絵本にもなっているので多くの方はご存知だろうと思う。残念ながらジョッキーの青木さんもこの童話の読み聞かせを、子どもたちにされたこともある様だが、実際のことはよく分らないし、見たこともないそうだ。
童話はこの「雪わたり」が出来る日に、兄と妹が硬くなった雪の上を歩いていると狐に出会う。そして狐に導かれて、狐の世界を垣間見るという、非常に幻想的で、ホッとする様な話だったと記憶している。
季節は丁度、今頃の時期になるが、三寒四温の日が続くようになると、降り積もった雪の表面が強い太陽の光で融けてくる。そうして夜になり急に冷えてくると、日中に融けた雪の表面が凍るのだ。そうすると硬くなった雪の表面はぬかることもなく歩けるようになる。これが「雪わたり」だ。
60年程前、郷里山形の片田舎で、小学生だった小生は毎年この「雪わたり」が出来る様になる冬の何日間が大好きだった。通常は通れない、田んぼや畑の一面に雪の積もったところを、最短距離で学校に行けたのだった。大人になってみると難なく歩ける通学路だが、子ども心に大変な道のりだったのだと思う。その当時は「硬雪の日」と呼んでいた記憶もある。
しかし最近は温暖化が急速に進み、冬もあまり雪が少なくなってきている。郷里山形でもこんな体験が出来る日があるのだろうか?と考えてしまった。
この「雪わたり」と言う言葉が、久しぶりに遠い昔になってしまった、子どもの時のことを懐かしく想い出させてくれた。
毎年行われるのですが、他所で行われるマラソンよりもやはり興味が沸きますね。
特に出発、ゴールの会場である皇子山競技場周辺は、私が昭和50年まで住んでいた所です。
さっそくのコメントありがとうございました。
子どものときは現在よりも寒く、雪も多かったのですよ。(終戦後の物が不足の時代でもありました)
雪国ならではの風景だと思います。
昨日はマラソンの途中で散歩に出かけてしまいました。懐かしいでしょうね。
2月の東京マラソンの時はまさに懐かしい景色が多く、小生もカミさんも楽しんで見ていました。
山形も寒い日が続いていますが,温暖化の影響でしょうか,カチンカチンに凍る日は無いような気がします。
温暖県民には物語だけでは意味不明な現象なのです。
なんかスッキリしました。
宮沢賢治の優しい童話の世界だった事を思い出していました。
子どもの時の故郷を色んな形で思い出す年代になっ
たようです。
硬くなった雪の上を歩いた風景が懐かしい。
雪国のこの風景は、ラジオジョッキーの青木さんも
想像が出来ないと言っておられました。
小生の60年前の懐かしい風景を述べてみました。
温暖化の影響で山形市周辺でももう見られないらしいですよ。
童話も読んでないから…
見てみたいなあ!
帰ったらカミさんに話してみよう。
ありがとうございました。
やはり北国の雪の多い地方の独特の現象
だと思います。
宮沢賢治の童話の絵本も幻想的な趣の
あるものですね。子どもと子狐のふれあ
いが、幼い子どもを引きつける様です。