最近はカミさんに指摘されなくても気を付けている事が多くなった。先日の事、マンションの中庭の大きなプラタナスの上に二人の子供が載って歩き回っていた。「おいおい危ないぞ、直ぐに降りて来なさい」と思わず注意したら「このお爺さんが危ないから降りなさいと言っているよ」と仲間の子どもが注意している。思わず「爺さんじゃないぞおじさんだろう」と言って苦笑した。
考えてみれば高齢者の小生、知らず知らずの間にどうも随分と爺さんらしくなっていた様だ。背中がまるくなって猫背になっている、胸をはり背中を延ばす様にしている。歩く際も足を引きず様な歩き方になっている。また自宅では、カミさんに「鼻毛が延びていますよ」「無精ひげが見っともないですよ」「すぐ汗臭くなる様だから制汗剤を付けて」「ほらまたパンくずを零しているよ」「ポロシャツやTシャッはズボンの中に誑し込まずに若い人の様に外に出しておいて」と枚挙にいとまがない程の注意を受けている。小生は齢に負けずに爺さんにならない様に留意したいと思っているこの頃です。