風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

美里が出た映画

2005-01-25 | 渡辺美里
美里が出た映画と言えば「世界の中心で、愛をさけぶ」だが、美里ファンでなければあの姿は見つけられまい。僕はこの映画を近くのシネコンに観に行った。いつも行くシネコンは平和島のシネマサンシャインで、ここは2chなどでも空いている事で有名な映画館だ。でも椅子は大きいし、スクリーンは見やすいし、音もいいしなぜ空いているのかわからない。だいたいロードショー2週目ともなると平日の観客は普通数人だ。世界の中心ではそれでも込んでいて10数人も観客がいたけどみんな子供ばかりで親父は僕一人だけだった。その前観たニコール・キッドマンとジュード・ロウの大人向け純愛映画「Cold Mountain」は3人だった。この前「ハウルの動く城」を子供と見に行ったが観客は6人だった。もうこれは貸し切りと行っても過言ではない。
おっと、脱線してしまった。挿入歌の「きみに会えて」は小室哲哉作曲の名曲で、ファーストアルバム「eyes」にはいっている。eyesはもちろんレコードで購入し、テープにダビングして文字通り擦り切れるまで聴いたものだ。中でもタイトル曲のeyesはお気に入りで十代の頃目覚ましタイマーで毎朝聴いていた。もちろんスーパーギャング、ノーサイドステーション、虹をみたかい等のラジオ番組も欠かさず聴いていた。映画の中で美里はDJとして声の出演がたくさんある。それはまさに当てはまり役で自然だった。そんな僕が世界の中心でを見て泣いたところはきみに会えてが流れた時だった。涙腺が緩む回路がすでに出来上がっているのだ。
それから数年してアメリカ西海岸に1年転勤になった時、スーツケース1個だけで僕は旅立ったのだが、その時初心忘れるべからずという思いで1本だけテープを持って行った。それがeyesのテープだった。今だったらiPodがあるのでそのような気障な事はできまい。
「Flower bed from eZ the Movie」というのを観に行った記憶があるが、あれも映画だったのかな。場所は渋谷だったような横浜アリーナだったような。うーん、うろ覚えだ。