「ライオン・ドリーム」 この歌は1991.7.6にリリースされたLUCKYというアルバムに入っている。
作詞は美里、作曲は伊秩弘将、編曲は大村雅朗というメンバーである。
大村雅朗氏は1997.6.2に亡くなられている。大村氏が手がけた美里の曲は30曲ぐらいあり、2枚組アルバム「Lovin' you」はすべて彼のアレンジによるものである。美里が西武で彼の死に触れて涙を流したのを記憶している。また、クレジットにはDrums 青山純、E.Bass 有賀啓雄、E.Guitar Sahashi、E.Guitar Solo いまみちともたか、H.Organ 西本明、Synth 大村雅朗、Synth Operator 迫田到&石川鉄男、Background Vocals 葛城哲哉&MISATOとなっている。文句のつけようがない。
僕はこの歌を聴いて思い出す女性がいる。1991年、彼女のことを知るにつれ、だんだん傾いていく思い。しかし彼女にはつき合っている男性がいる。こちらの思いを伝えることもなく、彼女にはそぶりもみせず話す日々。そんな時この曲と出会い、自分の思いがこの歌に強く重なった。それから数年して彼女は結婚し、僕も結婚した。この歌を聴くとその当時のことが鮮明に思い出される。子供の頃
浜村淳が、歌は世につれ、世は歌につれと言っていたが、美里の歌はまさに僕の青春につれである。