花唐辛子が色づいてきた。するともう既に鳥達がついばみに来始めた。
美味しいのかしら?こぼれ種から生えるこの花は仏壇にも良く上げる。
とても助かる。有難う!白い小さい花だが、この実が何とも可愛い。


これもまた実を愛でる花、紫式部の花だ。今年も沢山実を付けそうだ。
これも結構広がっている。実が過ぎたら少し剪定しないといけない。白式部は
なかなか増えないのだけれど・・・・・・。


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午前中近所の友人と話す機会が有った。この大雨の大きな被害のこと。この地区も
川に囲まれた輪中地帯。昭和18年までには、何度も土手が決壊している。
祖父母や父母からも、体験談を何度も聞いている。
殆どの家が流され、2階の窓から泳いで大きな木(くねといって、この近辺には
家の周りに大きな木を必ず植えていた。)にたどり着き、縄で体を縛り付け
1晩明かしたこと。水が引いたらみんなで集まって、そこいらに流れて来た薩摩芋
などを拾い集めてみんなで焼いて食べた事など。
私の子供の時まで、家も流される時軽く浮かぶように、むっから(麦殻)屋根の
お家が多かった。2階から屋根に上って、流されても助かるように考えられて
いたのだ。今はもうむっから屋根のお家は1軒も無い。
被害に遭われた方に、隣の空き家を提供したいが、ここも水害の怖さが有るので
誰も来ないだろうねぇ。高齢者ばかりになっているこの地区、高いビルも
一つも無い。台風はいよいよ大きくなる一方、どうなるんだろうねえ?と。