紫蘭が咲き始めた。
よく聞く笑い話(上司から「この花の名は?」と聞かれて
「紫蘭」「知らんとは何と言う言い方だ!」「いえいえ
紫の蘭で紫蘭です。」と言ったとか)
これは父が名前を教えた時に話してくれた。その時の
父の笑顔まで記憶に残っている。お陰で名前も忘れない。
この話で、何人も笑わせたよ。お父さん有難う!
昨日土手の散歩中、遠くて見えないが、何の花だろう?
と近づいてみた。
なんと、紫蘭が二株。どこから来たのだろう?運ばれて
きた土に紛れていたのかなぁ?以前はエビネ蘭も
見つけた事も有る。ここで増えると良いなぁと思った。
ムラサキツユクサも、種も飛ぶのかな?あちこちに
生える。結構大きくなるので草取りで抜く。
先日寄って来た友人が大好きだと、株を持って帰って
くれた。喜んでくれて良かった。有難う!
これは名前を調べては忘れてしまう。ベージュと2色
沢山植えていたのだが、だんだん少なくなってしまった。
可愛い花である。
仏壇の花を替える時に、まだ元気な花は捨てきれ
なくて小さな花瓶に挿しておく。これは誰もいない
隣のお家の台所。
昔華道をほんの数年習った時の先生の言葉が忘れられない。
「色味が有るうちは、まだ花として生きているのですよ。」
その時実演したのは、枯れかかった赤い花の手前に
葉物を挿し、赤い色が少し見えるように活けた。「綺麗で
しょう!」これ又、50年以上前の事だが未だに記憶にある。
花を心から愛していた、その時既にご高齢だった先生、
優しい笑顔を時々思い出す。先生の精神受け継いで
いますよ。有難う御座います。
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