西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ959 【今朝の続き】

2022-08-14 17:57:26 | 今日のいろいろ
こんにちは。

本当に毎日毎日、どこかで豪雨。
それも、どこで発生するか分からない状況で。
いつ災害に遭うか分からない。(それが災害かも知れませんが)
もう8月も中旬です。
何か、夏らしい夏だったのかは分かりませんが。
帰省からのUターンも本格的になっているようで。
とにかく、お気をつけ下さい。

【新型コロナ】
先日、お客様のO次長が感染したことは書きましたが。
その時に体調が悪くなって帰られたお客様の方が居たのですが。
昨日、その方も感染したとの話が入りました。

もしかしたら、お客様の建屋(私達とは別な場所)で広がっているかも。
(そこまでは聞いていませんが)

第7波を迎え、これまでは感染者数が増えても、周囲では聞かなくて。
そういう意味で実感がなかったのですが。
知っている人の感染の話を聞くと、近づいてきたなと実感します。

いつ、どこで誰が感染してもおかしくない状況ではあるので。
でも、「狭心症」も持つ私にとっては感染したくないもの。
気を付けます。

【花火大会】
昨日、夜間の仕事に行くときに、博多駅で。
19時7分博多発の普通列車「小倉」行きが、昨日は「門司港」行きに。
電光掲示に理由が、「関門海峡花火大会のため」
昨日が、関門海峡花火大会の日でした。関門、下関と門司の海峡を挟んでの花火大会です。(行ったことはありませんが)

先日、夕方に浴衣を着た人達を見て。
その日は「筑後川花火大会」(久留米市)がありました。
ただ、この時、不発の花火が高専の弓道場に落下し破裂して火災が発生するという事故がありましたが。

花火大会。もう、長い事行っていません。
今年は3年振りに開催というところも多いようです。

【昨日の続き】
というか。
「国連憲章の敵国条項」に関心を持ったもとの小説の表現。
正しくないので、引用させてもらいます。

※若手の国会議員が、漁船で「尖閣へ出漁」するのを水産庁が止めた経緯があり、それに関して。
女性記者(沢渡)「(水産庁に取材したら)主席漁業監督指導官に対して『議員の出向を止めろ』と要請したのは、あなただって・・・本当ですか」
国家安全保障局の担当者(夏威)「その件ならそうだ」
(沢渡)「どうしてっ」
(夏威)「わけを話す。中国が現在、尖閣諸島周辺に軍隊ではなく、海警局の公船を出してきている以上。わが国が先に自衛隊を出すわけには行かない」
(夏威)「海警に対しては、海保が対抗している。現状は維持できている。しかし今、あの新しい法律(中国の海警法)のせいで、わが国の議員や活動家が魚釣島の周辺に行き中国を挑発すれば、海警に撃ち殺される危険がある。そのようになれば、国内の世論は沸騰する。自衛隊を出せ、と多くの国民が言うだろう。だが、そうする訳にはいかないのだ」
(沢渡)「どうしてですかっ。どうして自衛隊をだせないのっ」
(夏威)「今は出せない」
(夏威)「こちらから先に、自衛隊は出せない」
(沢渡)「だから、どうしてっ!?」
(夏威)「仮にだ。向こうから・・・中国の方から先に軍を出して尖閣に侵攻してきたら、わが政府は(防衛出動)を発令し、自衛隊が確実にこれを迎え撃つ。準備はしているし、その能力についても検証している」
(沢渡)「じゃ、どうして」
(夏威)「君は、国連の<敵国条項>を知っているか?」
(夏威)「突拍子もないことを言う訳ではない。聞いてくれ」
(夏威)「念のために言うと、国連には<敵国条項>というものがある。国連の規約には、いまだに『敗戦国である日本とドイツが再び侵略行為をしたら、連合国は無条件にこれを武力で殲滅してよい』という条項・・・いわゆる<敵国条項>と呼ばれるものが存在しているのだ。第二次世界大戦終結時、現在の国連組織が造られた時に制定された条項だが、廃止されず現在ものこっており、かつ有効だ。
中国は戦勝国の地位にある。彼らは今尖閣諸島を含む沖縄県全域を『中国の領土だ』と主張している。もしもわが国が、彼らよりも先に自衛隊を出して武力行使すれば。中国共産党は『日本が軍隊を出して中国の領土を侵略した』と宣言し、<敵国条項>を発動する。この条項の発動には安全保障理事会の議決が必要ないことだ。アメリカも止められない。人民解放軍が<国連軍>を名乗り、『侵略された領土を奪還する』と言って沖縄全域へ攻め込んでくるぞ」
(夏威)「<国連軍>を相手に、わが国は自衛権を発動できるか・・・?」

夏見正隆著。「スクランブル 蒼穹の五輪」より引用。

この様なやりとりの内容を読んで、「国連の敵国条項とは」とちょっと調べてみた訳です。
一応、「死文化が認められ」「削除」も認められているのですが、実際には削除されず、まだ、残っています。

今朝は、仕事先で書いたので、この事を書いた動機に関して、表現が適切ではなかったかな、と思い。
家に帰って、実際の小説を引用させていただきました。

今日も、夜間の仕事です。
予定ではあと3回。
正直、朝帰って眠れるかというと、なかなか。
身体も精神的にも疲れていますが、仕方ありません。
もう少し、頑張ってみます。
そうすれば、休み。の予定。
本当に休めればいいのですが。

では、また。


今日のいろいろ958 【国連憲章の敵国条項】

2022-08-14 02:09:37 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日は夕方にぎりぎりで起きて、ブログを更新する時間がありませんでした。
そのまま、夜間の作業に出勤。
今は、休憩時間になったので更新しています。

東北の水害、それに加えて台風8号による影響が出ています。
どうぞ、お気をつけ下さい。

【国連憲章の敵国条項】
私は、夏見正隆という作家の小説「スクランブル」シリーズなどが好きで読んでいます。
夏目氏自身が航空自衛隊の戦闘機パイロットだったと思います。
そのため、航空自衛隊のF-15Jを操縦する「イーグルドライバー」が主人公として登場し、国籍不明機と空中戦を行う場面などが出てきます。
そのF-15Jを操縦する場面の表現は、すごくリアルで細かなものでひきつけられます。
今は、「スクランブル 蒼穹の五輪」という作品を読んでいます。

その中に出てくる会話で。
「尖閣諸島の周辺での事態に対して、日本が先に自衛隊を派遣することはできない。それは、中国が『国連の敵国条項』を盾に攻撃してくる可能性があり、その口実を与えてしまうことになるから」
と言うような主旨の内容が出てきます。

『国連の敵国条項』?

国連憲章
第53条第1項後段(安保理の許可の例外規定)は、「第二次世界大戦中に連合国の敵国だった国」が、戦争により確定した事項を無効に、または排除した場合、国際連合加盟国や地域安全保障機構は安保理の許可がなくとも、当該国に対して軍事的制裁を課すことが容認され、この行為は制止できないとしている。また敵国の侵略政策の再現に備える地域的取極がなされている場合も、安保理の許可がなくとも敵国に対して制裁(軍事的若しくは経済的な。憲章第7章定義)を課すことができる。

「第二次世界大戦中に連合国の敵国だった国」
この中に日本が含まれます。

第53条第1項前段では地域安全保障機構の強制行動・武力制裁に対し国際連合安全保障理事会(安保理)の許可を取り付けることが必要であるとしている 

とされ、地域の安全保障のために武力を行使する場合には、国連安保理の許可が必要であるとされています。

ただし、「第二次世界大戦中に連合国の敵国だった国」が、「戦争により確定した事項を無効に、または排除した場合」は安保理の許可がなくてもよいとされています。
また、また敵国の侵略政策の再現に備える地域的取極がなされている場合も、安保理の許可がなくとも敵国に対して制裁(軍事的若しくは経済的な。憲章第7章定義)を課すことができる。とされています。

例えば、「尖閣諸島」が中国の領土であるにも関わらず、「敵国」の日本が「侵略政策の再現」により、「尖閣諸島」に侵略しようとしている。
と中国が主張し、安保理の許可なく日本に対して制裁を行うことができる訳です。

ただし、国連憲章の「敵国条項」については、「死文化している」との認識について決議され、「敵国条項の削除」についても同意の決議はされているのですが、まだ、削除されていません。(残っています)
実際に削除する場合は、安保理の常任理事国5か国を含む全体の3分の2の同意が必要であるとのことで、中国とロシアが反対する可能性があり、実現んは至っていません。

まあ、実際に、中国やロシアが「敵国条項」を盾にして武力行使してくる事態が起こるかと言えば、可能性は少ないものと思われるのですが。
まだ、「敵国条項」が残っていることが不気味といえば不気味です。

この国連憲章の「敵国条項」については、夏見正隆氏の作品を読むまで知らなかったので、書いてみました。

やはり、ロシア、中国、北朝鮮に関しては、いつ、何をしてくるか分からないです。
もちろん、平和である事が大事ですが、相手があること。
法的にも、物理的にも(防衛装備の充実)備えておく必要があります。

年間1000回を超える「国籍不明機の日本の防空識別圏の侵入」。
118日を超える中国船の尖閣諸島の日本の領海、接続水域への侵入。
中国艦隊、ロシア艦隊の日本周辺海域、津軽海峡通過など。
中国の海洋調査船の日本のEEZ内での動き(何等かの調査を行っている模様)
など、いろいろありますから。

ONE OK ROCK【 The Beginning 】『 航空自衛隊 』 “Japan Air Self-Defense Force”

好きな本を読んでいて、気になることがありましたので書いてみました。

では、今日を含め、あと数日の夜間の仕事、頑張ります。
では、また。